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富士通、特別な支援を必要とする子どもたちの生活・学習サポートアプリを開発
富士通は、学習障がい・自閉症などの発達障がいや知的障がいを抱える子ども・支援者・保護者を対象に生活・学習をサポートするアプリ「特別支援スマホアプリ」を開発。約1年間、無償で提供する。
富士通は、Android向けアプリ「特別支援スマホアプリ」を開発。10月12日より2013年10月末までの約1年間、無償で公開する。
特別支援スマホアプリは、学習障がい・自閉症などの発達障がいや知的障がいを抱える子どもをはじめ、その支援者や保護者を対象にしたもの。国立大学法人香川大学と2011年7月から2012年3月まで共同の実証実験を行い、さらに機能や操作性を改善したという。
アプリは、時間の経過を支援する「タイマー」、伝えたいことやスケジュールを入力できる「絵カード」、漢字・ひらがな・カタカナ・数字の筆順に対する理解を深める「筆順 ひらがな」と「筆順 教育漢字」、表現したい気持ちやその度合いを表す「感情」といった5種類を用意。スマートフォンによるさまざまな表現やタッチによる簡単な操作を活用し、情報を視覚化して子どもたちの理解を助けるという。
動作環境は、Android OS 2.3/4.0。画面解像度はワイドVGA(480×800ピクセル)以上を推奨。なお、タブレット機種は除く。
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