Microsoft、Android版「Office Mobile for Office 365」を米国で公開
MicrosoftがAndroid搭載スマートフォンでOffice文書を編集できるアプリを無料で公開した。ただし、Office 365のアカウントが必要で、日本では利用できない。
米Microsoftは7月31日(現地時間)、Android版Officeアプリ「Office Mobile for Office 365」を無料で公開したと発表した。6月に公開したiOS版と同様に、サブスクリプション制Officeの「Office 365」に加入していないと使えず、日本からは利用できない。今後日本でアプリを提供するかどうかは不明だ。対応OSはAndroid 4.0以降。
アプリ自体は無料だが、Office 365で最も安価なエディションである一般ユーザー向けの「Home Premium」でも年額99.99ドル掛かる。なお、Microsoftは日本ではHome Premiumは提供していない。
Office Mobile for Office 365は、Office 365のアカウントでログインして利用する。Office 365やMicrosoftのクラウドストレージサービス「SkyDrive」上に保存したOfficeドキュメントの閲覧・編集が可能だ。WordとExcelは新規作成もできる。
なお、iPhone版Officeと同様に、タブレットには対応していない。AndroidタブレットでMicrosoft Officeを利用する場合は「Office Web Apps」を使うようMicrosoftは推奨している。
Android端末でMicrosoft Officeの文書を編集できるアプリとしては米GoogleのQuickOfficeがあるが、こちらは有料(1308円/1744円)だ(無料版もあるがGoogle Appsのアカウントが必要)。
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