調査リポート
格安SIMカードの認知は約3割、利用者は7%――BIGLOBEのアンケート調査
BIGLOBEが、月額通信費1000円以下から利用できる「格安SIMカードに関するアンケート調査」を実施。認知度は約3割で、利用者は7%という結果となった。
NECビッグローブ(BIGLOBE)は、公式Facebookページで「格安SIMカードに関するアンケート調査」を実施。3月10日に結果を発表した。
調査期間は1月10日〜2月23日で、有効回答は7518件。「月額通信費が1000円以下から利用できる格安SIMカードを知っていますか」という質問で「知っている」と回答したユーザーは28.1%、実際に格安SIMカードを利用しているのは7%に留まった。また、格安SIMカードの利用で節約できた平均月額利用料は2300円となっている。
利用している格安SIMカードの月額利用料金は、501円〜1000円が34.4%で最も多い。月間通信量の制限は「1Gバイトまで(21.6%)」と「通信速度は遅いが月間容量制限なし(22.6%)」が半数近くを占めている。利用枚数は1枚が69.0%、購入先の約半数が家電量販店やコンビニで、利用端末はAndroidが最も多い。さらにBIGLOBEのLTE通信サービス「BIGLOBE LTE・3G」について詳細ページを提示したところ、約5割が「利用したい」と答えたという。
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