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低価格SIMカード利用者の69.2%が満足、IIJが満足度トップ――MMD研究所の調査
MMD研究所は、OCN/IIJ/BIGLOBE/日本通信のSIMカード利用者を対象とした「低価格SIMカード利用者の満足度調査」を実施。69.2%が満足と回答しており、事業者別ではIIJが77.6%でトップとなった。
MMD研究所は、2月26日に「低価格SIMカード利用者の満足度調査」の結果を発表。対象は事前調査で利用者が多かったOCN/IIJ/BIGLOBE/日本通信のSIMカード利用者1000人で、調査期間は2月18日から2月23日まで。
調査結果によると、低価格SIMカードを購入した理由で最も多いのは「スマートフォンの料金を安くするため」(67.1%)で、利用デバイスのトップはスマートフォン(60.1%)、次いでタブレット(23.0%)、モバイルルーター(16.0%)と続く。利用期間は「3カ月以上6カ月未満」(21.9%)が最も多く、利用期間が1年未満という利用者は全体で84.3%だった。
事業者別の利用者満足度では、月額料金、通信品質、データ容量、サポートの充実、総合評価などの計12項目を調査。その結果、1位がIIJ(77.6%)、2位がOCN(72.8%)、3位がBIGLOBE(72.0%)、4位が日本通信(54.4%)だった。今後低価格SIMカードを購入する際に重視したい点について14項目を挙げたところ、最も高いのは「月額料金」(90.2%)となり、上位の「初期費用」(83.0%)、「通信速度」(82.5%)、「通信品質」(80.0%)から、料金の安さと通信品質・速度を重視していることがうかがえる。
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