ソニーモバイル、「Xperia ZL2」と「Xperia Z2 Tablet」を日本市場に導入
ソニーモバイルが、「Xperia ZL2」と「Xperia Z2 Tablet(Wi-Fiモデル、LTE/3Gモデル)」を5月下旬以降に日本に投入する。Xperia ZL2はグローバルモデルの「Xperia Z2」をベースに開発している。
ソニーモバイルコミュニケーションズは5月8日、スマートフォン「Xperia ZL2」とタブレット「Xperia Z2 Tablet(Wi-Fiモデル、LTE/3Gモデル)」を5月下旬以降、日本市場に導入することを発表した。
Xperia ZL2は、2014年2月にソニーモバイルが「Mobile World Congress 2014」で発表した「Xperia Z2」の機能をベースにしたモデル。手になじむ曲面仕上げや背面に施した半透明バックパネルのデザイン、夏をイメージしたターコイズを含むカラーバリエーションを特徴としている。
カメラには1/2.3型、約2070万画素のCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」、高精細な撮影ができる画像処理エンジン「BIONZ for mobile」、明るく広角な撮影ができる「Gレンズ」を搭載。4K動画の撮影も可能になった。
オーディオ機能では、周囲の騒音を最大約98.0%低減できるデジタルノイズキャンセリング機能を搭載。正面にはステレオスピーカーを配置し、立体的なサウンドを仮想的に再現する「S-Forceフロントサラウンド」にも対応する。
ディスプレイは約5.0型のトリルミナスディスプレイ for mobileを採用したほか、新開発の「Live Color LED」により、赤と緑の色域がさらに広がって色彩豊かな描写が可能になった。
Xperia Z2 Tabletは、10型以上のディスプレイを搭載するタブレットとしては世界最薄・最軽量を実現したモデル。厚さ約6.4ミリ、重さはWi-Fiモデルが約426グラム、LTE/3Gモデルが約439グラムだ。ソニーモバイルの純正アクセサリーと組み合わせることで、ノートPCやテレビのような使い方を可能にする。
約10.1型のディスプレイにはトリルミナスディスプレイ for mobileやLive Color LEDを採用。ソニーの超解像技術「X-Reality for mobile」も搭載している。デジタルのイズキャンセリング機能やS-Forceフロントサラウンドにも対応する。
ソニーモバイルは、Xperia ZL2とXperia Z2 Tablet(LTE/3GモデルとWi-Fiモデル)の購入者を対象に、マイケル・ジャクソンの未発表楽曲を収録した新アルバム「XSCAPE(エスケイプ)」(5月21日発売)に含まれる全楽曲をダウンロードできるキャンペーンを実施する。キャンペーンは、両モデルの発売と同時に開始し、8月末まで行う。
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