ノックでロック解除、振って着せ替え――5.5型WQHD液晶を搭載した「isai FL LGL24」【写真追加】:au×LGのisaiな第2弾
auとLGが共同開発する「isai」シリーズの第2弾が登場。5.5型WQHD液晶を搭載した「isai FL LGL24」は、ノックでロックを解除するノックコードや、ボディを振って付近の情報を入手するisaiモーションなど、シンプルな操作でスマホを活用できる1台だ。
KDDIとLGエレクトロニクスのタッグ再び――。auの2014年夏モデルとして登場した「isai FL LGL24」は、2社が共同開発するisaiシリーズの第2弾モデル。国内初の5.5型WQHD(2560×1440ピクセル 538dpi)表示のAH-IPSディスプレイを搭載し、プロセッサにクアッドコアの「MSM8974AC」(2.5GHz)を採用するなどハイスペックさが光る。
いわゆる“ファブレット”にも匹敵する大画面と、フルHDの約1.8倍という高精細なディスプレイを生かすため、デュアルウィンドウやQスライドなどのマルチタスク機能も進化。さらに独自のisaiスクリーンに加え、ボディを振ることで現在地付近のさまざまな情報を入手できる「isaiモーション」という新機能を追加した。着せ替えアプリの「CocoPPa」とも連携し、ボディを振るたびに壁紙とアイコンのデザインを変えることもできる。
ユーザーインタフェースでは、ディスプレイの異なる場所をユーザーが決めた順番にタップすると、スクリーンオンとロック解除を同時に行う「ノックコード」を導入。シンプルな操作ながら、タップする順番と回数は約8万通りに上りセキュリティの向上にも役立つという。
有効約1320万画素CMOSのメインカメラと、有効約130万画素CMOSのインカメラを備えた。メインメモリは2Gバイトで、ストレージは32Gバイト。外部メモリとして最大128GバイトまでのmicroSDXCに対応する。ボディは防水仕様で、カラーバリエーションはホワイト、ブルー、ピンクの3色。ボリュームキーが背面のカメラレンズ付近にあり、左右どちらの手で持っても操作しやすい。
おサイフケータイはFeliCaとNFCをサポート。ワンセグのほかフルセグも受信でき、どちらも録画が可能だ。ただし、テレビ視聴時にはイヤフォンジャックに接続する外部アンテナが必要になる。通信面ではキャリアアグリゲーションにより、下り最大150Mbpsの高速通信が安定して利用できる。さらにWiMAX 2+にも対応した。
機種名 | 「isai FL LGL24」 |
---|---|
メーカー | LGエレクトロニクス |
OS | Android 4.4 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8974AC/2.5GHzクアッドコア |
メインメモリ | 2Gバイト |
ストレージ | 32Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大128Gバイト) |
ディスプレイ | 約5.5型WQHD AH-IPS液晶 |
解像度 | 2560×1440ピクセル |
連続通話時間 | 測定中 |
連続待受時間 | 測定中 |
バッテリー容量 | 3000mAh |
メインカメラ | 有効約1320万画素CMOS |
インカメラ | 有効約130万画素CMOS |
ボディカラー | ホワイト、ブルー、ピンク |
サイズ | 約76(幅)×145(高さ)×10.5(奥行き)ミリ(暫定値) |
重量 | 約160グラム(暫定値) |
発売日予定日 | 2014年7月下旬以降 |
※初出時に、プロセッサのクロック周波数を「2.4GHz」としていましたが、正しくは「2.5GHz」です。おわびして訂正いたします(8/13 17:44)。 |
関連記事
- 写真で比べるLGの「G2」「isai」「Nexus 5」
2013年後半から相次いで登場したLGエレクトロニクス製の「G2」「isai」「Nexus 5」。似ているようでまったく違う3機種について、まずは基本スペックや外見などを比較してみよう。 - auの変化球は“カーブ”でした 写真で解説する「G Flex LGL23」
春商戦を控えたスマートフォン市場にauが投じた“カーブ”という変化球。国内初の曲面ディスプレイ搭載ファブレット「G Flex」は、ユーザーの心を仕留める決め球になるのか。それとも……。 - 曲面ディスプレイを搭載した6インチスマホ――「G Flex LGL23」
auの「G Flex LGL23」は6インチの曲面ディスプレイを搭載したLG製スマートフォン。ディスプレイがカーブしていることで臨場感ある動画再生時を実現するほか、操作性の向上も目指したとしている。 - KDDIとLGが生んだ異才な存在「isai LGL22」――“ただのコラボモデル”じゃない理由とは
auの2013年冬モデルのなかで、KDDIが戦略モデルと位置付けている「isai LGL22」。なぜLGと共同開発したのか。isaiという名称にはどんな思いが込められているのか。両社の担当者が韓国・ソウルで説明した。 - LGとKDDIが“ai(アイ)”を込めたスマートフォン――「isai LGL22」製品説明会
LGエレクトロニクスは、KDDIと共同開発したAndroidスマートフォン「isai LGL22」の製品説明会と新CM発表会を開催。KDDIの田中社長やCMキャラクターを務める川口春奈さんも登場した。 - 異彩? 異才? au×LGが共同開発したグロスマベースのコラボモデル――「isai LGL22」
「isai LGL22」は、グローバルモデルをベースにKDDIとLGエレクトロニクスが共同開発したauスマホ。フルHDの5.2インチIPS液晶を狭額縁ボディに搭載し、オリジナルUIを採用している。 - 4K撮影に3日持ちの省エネ設計、世界最薄タブレットも――KDDIが2014年夏モデルを 発表
KDDIが2014年夏向け新モデルを発表。スマートフォン8機種、タブレット2機種の計10機種を5月中旬から順次発売する。 - カメラやオーディオ機能に注力したauオリジナルモデル――「Xperia ZL2 SOL25」
2月にMobile World Congress 2014で発表されて話題を集めたソニーモバイルの「Xperia Z2」をベースにした、auオリジナルモデルが登場。持ちやすさにこだわったラウンドフォルムを採用し、カメラやオーディオ機能を強化した。 - 世界最薄・最軽量の10.1型タブレット「Xperia Z2 Tablet」がKDDIから登場
10型以上のLTE/3Gタブレットでは世界最薄・最軽量を実現したソニーモバイルの「Xperia Z2 Tablet」がau向けに登場。「Xperia Z2 Tablet SOT21」はLTEのキャリアアグリゲーションやWiMAX 2+、そしてフルセグに対応する。 - ソニーモバイル、「Xperia ZL2」と「Xperia Z2 Tablet」を日本市場に導入
ソニーモバイルが、「Xperia ZL2」と「Xperia Z2 Tablet(Wi-Fiモデル、LTE/3Gモデル)」を5月下旬以降に日本に投入する。Xperia ZL2はグローバルモデルの「Xperia Z2」をベースに開発している。 - 位相差AFでピント合わせが速い、LTE+Wi-Fiで通信も速い――「GALAXY S5 SCL23」
注目のグローバルモデル「GALAXY S5」がauの夏モデルに登場。防水・防塵ボディに位相差AFを搭載した高速カメラと指紋センサー、心拍センサーを内蔵。LTEとWi-Fiの同時利用でダウンロードを高速化する機能も備えた。 - ノックでロック解除、振って着せ替え――5.5型WQHD液晶を搭載した「isai FL LGL24」
auとLGが共同開発する「isai」シリーズの第2弾が登場。5.5型WQHD液晶を搭載した「isai FL LGL24」は、ノックでロックを解除するノックコードや、ボディを振って付近の情報を入手するisaiモーションなど、シンプルな操作でスマホを活用できる1台だ。 - 5.2型フルHD IGZO+3辺狭額縁、4K撮影も可能な「AQUOS SERIE SHL25」
3辺狭額縁の「EDGEST」設計に、5.2型IGZOディスプレイを搭載した「AQUOS SERIE SHL25」。逆光や夜景に強くなったカメラや、さらに進化した「グリップマジック」UIが特徴だ。6月下旬発売予定。 - リアルメタル採用、耐衝撃性も向上した“オトナ”スマホ――「URBANO L03」
京セラ製の「URBANO L03」は、ケータイからの乗り換えユーザーを意識した大人向けスマホ。リアルメタルを用いた高級感あるボディは堅牢性が向上し、使いやすい物理ハードウェアキーも搭載している。 - “G'zONE”シリーズを超える堅牢性──タスネススマートフォン「TORQUE G01」
アウトドアでギチギチと使えるスマートフォンを求めるタフネスユーザーに朗報。海外で人気の京セラモデルがKDDIから登場するぞ。 - 最新世代Atomを搭載した8型Androidタブ──「ASUS MeMO Pad 8」
8型ディスプレイで解像度1920×1200ピクセル。なのに重さは305グラムのインテルアーキテクチャタブレットがKDDIから登場する。 - ソニーモバイル、リストバンド型の「SmartBand SWR10」を5月23日に発売
歩数、消費カロリーからエンタメやコミュニケーションまで幅広い活動を記録できるリストバンド型のデバイス「SmartBand SWR10」を、ソニーモバイルが5月23日に発売する。Android 4.4のスマートフォンで利用できる。 - KDDI田中社長、HTC製“J”シリーズの発表を予告――「少し遅れるが、乞うご期待」
auの夏モデルをKDDIの田中社長がHTC製の“htc J”シリーズを近く発表すると予告した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.