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イード、iPhone 6/6 Plusを対象とした「RBB TODAY SPEED TEST」分析レポートを発表

イードは、スマートフォン向けスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」におけるiPhone 6/6 Plusの分析データを発表。全国の平均スループットはKDDIが1位となった。

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 イードは、10月24日にiPhone 6/6 Plusを対象としたスマートフォン向けスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」の分析レポートを発表した。

 本レポートでは、全国、7地方、都道府県別、7大都市におけるLTEの平均スループットをキャリア別に比較分析。ダウンロードの平均スループット比較では、KDDIが全国平均と7地方で34.4Mbpsと1位に。47都道府県別と7大都市全てでの平均スループット比較でもKDDIがトップとなった。

リリース本文

 以下、リリースの本文です。

「RBB TODAY SPEED TEST」分析レポート

全国の平均スループットはKDDI(au)が34.4Mbpsで、また7地方でも1位。

150Mbps対応基地局拡充と、キャリアアグリゲーション(以下CA)、WiMAX2+が効果を発揮。全国平均、7地方(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州)において、ユーザーにとって重要なダウンロードの平均スループット比較では、KDDI(au)がすべての地方で他のキャリアを上回る結果となりました。

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47都道府県別の平均スループットはKDDI(au)が39勝で1位に

47都道府県別での平均スループット比較では、KDDI(au)が39の都道府県で最速を記録、ソフトバンクモバイルは8勝、ドコモは0勝という結果となりました。

また、平均速度が40Mbps以上の件は、auの秋田県、石川県、愛媛県、ソフトバンクの沖縄県となり、全国平均よりも約5Mbpsほど高い結果となり、電波対策が他の県よりも進んでいることがわかりました。

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電波が混みあう7大都市全てでKDDI(au)が優位

電波が混みあう札幌市、仙台市、東京23区、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市の7大都市での平均スループット比較では、KDDI(au)が7勝という結果となりました。

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LTE接続率でもauが勝利

速度が出るかどうかの重要なベースの役割を担っている、全国LTE接続率の3キャリア比較では、800MHz 4G LTEのカバー率99%を公表しているKDDI(au)が優位な結果となりました。

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全国の平均スループットはKDDI(au)が34.4Mbpsで、また7地方でも1位。150Mbps対応基地局拡充と、キャリアアグリゲーション(CA)、WiMAX2+が効果を発揮

全国平均、7地方の平均スループットを比較すると、KDDI(au)がすべての地方で他のキャリアを上回る結果となりました。KDDI(au)は全国平均で34.4Mbpsと、2位のソフトバンクモバイルの32.1Mbpsに約2ポイント差をつけて首位となり、NTTドコモは22.4Mbpsと他キャリアと比べて10ポイント以上の差があります。1位になったKDDI(au)においてはどの地方もほぼ同等の結果となっており、CAとWiMAX 2+が効果を発揮したといえます。

47都道府県別の平均スループットはKDDI(au)が39勝で1位に

47都道府県での平均スループット比較では、KDDI(au)が39の都道府県で最速を記録、ソフトバンクモバイルは8勝、ドコモは0勝と厳しい結果になりました。KDDI(au)は800MHz 4G LTEのカバー率が99%と、全国的にLTEエリアの整備が行き届いています。また全国的に速度が出ていることから150Mbps対応基地局とCA、WiMAX 2+もネットワークの整備が拡充していることが伺えます。

電波が混みあう7大都市全てでKDDI(au)が優位

人口過密が進み、電波が混みあうため最もネットワーク整備が必要とされている札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7大都市での平均スループット比較では、KDDI(au)が7都市全てで優位という結果となりました。

KDDI(au)のiPhone 6/6Plusでは混雑地で効果を発揮するCAが利用でき、さらに150Mbps対応基地局を増強しているためアドバンテージがあり、分析結果はその効果が現れたものと考えられます。

LTE接続率でもauが勝利

全国的に速度が出るかどうかの重要なベースの役割を担っているLTE接続率。全国での3キャリア比較では、auが優位な結果となりました。但し、3社のLTE接続率は拮抗しており、LTEは全国的にカバー範囲が拡大してきていることが伺えます。

※LTE接続率とは、計測時にLTEで計れる確率を%で示した値

【総評】

iPhone 6/6 Plusは大画面化が魅力の一つで、動画などの視聴機会も増え、LTEのダウンロードスピードがより重要となってくるため、ネットワークの広さや速度を安定して供給してくれることが、キャリアに求められていることの1つではないかと考えられます。今回の分析ではiPhone 6/6 Plusにおいて、速さ、つながりやすさ共に最適な環境を提供しているのはKDDI(au)だという結果となりました。これは、混み具合に応じて速度を維持しながらうまく周波数を分散するCA、更にデータ専用通信周波数帯で混雑を緩和するWiMAX 2+に新たに対応し、9月10日には1万局に達した150Mbps基地局の増強などKDDI(au)がネットワーク整備を強化した結果と言えます。

今後のスマホの秋冬商戦においても、ネットワーク面ではKDDI(au)のアドバンテージが引き続き優位に働くと予想されます。

【調査概要】

利用データ:スマートフォン向けスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」のユーザー計測データ

調査対象期間:2014年9月19日〜2014年10月18日

調査対象:NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの最新スマートフォン端末における実測値

対象端末:iPhone 6/6 Plus

対象エリア:全国、7地方、都道府県別、7大都市

サンプル数:全国174,276件

対象OS:iOS

対象通信方式:LTE(WiMAX 2+、AXGP含む)

分析手法:全国・都道府県・地方別の平均スループットをキャリア別に集計。また7大都市(札幌市、仙台市、東京23区、大阪市、名古屋市、広島市、福岡市)において平均スループットをキャリア別に集計。

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