ジャストシステムの月次定点調査――格安スマホ利用者4割がフィーチャーフォンとの2台持ち
ジャストシステムが「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2015年5月度)」の調査結果を公開。「Amazonログイン&ペイメント」の認知度や「格安スマホ」の利用状況が明らかとなった。
ジャストシステムは、6月10日に同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2015年5月度)」の結果を発表した。対象は全国の15歳〜69歳の男女1100人で、調査期間は5月28日〜6月2日まで。
本調査によると、格安スマホ利用者のうち46.9%は格安スマホ1台のみを使用しているが、40.6%は格安スマホとフィーチャーフォンの2台持ちをしていると回答。また、見た目や操作性はフィーチャーフォンだが性能はスマートフォンという「ガラホ」の認知率は61.7%で、うち22.2%が興味を持っている。
また、サービス利用時にSNSアカウントでログインする「ソーシャル・ログイン」に抵抗を感じる・利用を断念するユーザーは2013年12月時で55.5%、2014年10月時は50.1%、今回は45.1%と徐々に低下してきているものの、依然として4割以上が抵抗を感じているようだ。
一方、Amazon以外のECサイトでもAmazonアカウントでのログインと決済が可能になる「Amazonログイン&ペイメント」機能の認知率は36.2%。そのうち18.5%は「聞いたことはあるがよくわからない」と回答しているが、機能を認知しているユーザーの47.4%が「非常に便利なサービスだと思う」、37.6%が「ECを利用する頻度があがると思う」と利便性を評価。37.6%が「Amazon以外(楽天など)でも同様のペイメントサービスがほしい」、35.4%が「いろいろなECで使えるようになってほしい」と答え、サービスの広がりに期待する声が上がった。
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