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「Z3」や「Z4」よりスクエアな印象――写真で解説する「Xperia Z5」つや消しガラスで手触り良好

新しいXperiaのフラッグシップモデル「Xperia Z5」が登場した。Xperia Zシリーズの“完成形”である「Xperia Z4」の発表から5カ月弱で登場した新モデルを写真で解説する。

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 ソニーモバイルコミュニケーションズは、ドイツのベルリンで開催される「IFA 2015」に先立って、最新スマートフォン「Xperia Z5」「Xperia Z5 Compact」「Xperia Z5 Premium」を発表した。同社のフラッグシップモデル「Xperia Z」シリーズの最新モデルである。

 Xperia Zシリーズの“完成形”である「Xperia Z4(海外では「Xperia Z3+」)」が発表されてから5カ月弱で登場した新フラッグシップモデルは、果たしてどのような仕上がりなのだろうか。本稿では、IFA 2015会場で撮影した「Xperia Z5(グローバル版)」の写真を使った簡単なレビューをお送りする。

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会場に展示されていた「Xperia Z5」(グローバル版のWhite)

 第一報でもお伝えした通り、外観デザインは、Xperia Zシリーズを通して貫かれている「オムニバランスデザイン」だ。そのため、正面からパッと見た印象は、Xperia Z4とあまり変わらない。

 しかし、本体をよくよく見渡してみると今までと違うポイントが4つある。1つは、本体外周部を覆うアルミフレームが少しだけ“角張った”ことだ。代を重ねるごとにフレームの丸みが増していったXperia Zシリーズ。Xperia Z4が“集大成”だっただけに、Z5は少しだけ昔を“思い出した”のかもしれない。角の部分に角から落としたときの衝撃吸収を和らげてくれるバンパーが付いているのは、Xperia Z3/Z4と同様だ。

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フレームが少しだけ角張ったXperia Z5。四隅のバンパーは今までどおり搭載

 2つめは、本体左側のフレーム下部に「Xperia」のロゴが彫り込みで刻印されたことだ。これは、筆者の記憶が確かなら、今までのXperiaシリーズではなかったものである。Xperiaであることを強調する、ひとつのアクセントになっている。

 3つめは、Xperiaシリーズの“アイコン”である電源キーのデザイン変更だ。従来の少し盛り上がって目立つデザインから、少し大きめでフラットなボタンとなった。ここには、Xperiaとしては史上初対応となる指紋認証センサーが組み込まれていて、スリープ解除からのロック解除までを自然な操作で行えるように工夫されている。なお、指紋センサーについては、別途レビューを予定しているので、楽しみにしてほしい。

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左側面
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右側面
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本体左側のフレーム下部にある「Xperia」ロゴ。ここにロゴを持ってくることの賛否はあるだろうが、しっかりとフレームに彫り込まれていて高級感はある
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電源ボタンは、指紋認証センサーと兼用することに伴い、デザイン変更された。筆者的にはこの方が押しやすくて良い

 4つめは、背面ガラスの処理だ。従来のZシリーズでは、一部を除き光沢のあるガラスを採用していたが、Z5シリーズの「個性や好みを生かしつつ、生活になじむ」というコンセプトにもとづき、つや消しガラスに変更されている。タッチアンドドライコーナーに展示されているWhiteは、照明の色合いにもよるが、どちらかというと銀色(シルバー)に近い色合いとなっている。

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Whiteの背面。つや消しガラスで、今までのZシリーズのガラスとは違った印象を受ける

 メインカメラは、約2300万画素の新型モジュールに変更されたが、背面との段差のないきれいなデザインとなっている。メインカメラは、Z4と同じ約510万画素のモジュールを採用している。カメラまわりのレビューも、別途レビューを予定しているので、楽しみにしてほしい。

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メインカメラは約2300万画素の新センサーとなったが、段差のないデザインを維持している
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インカメラは従来と同じく約510万画素センサーを採用する

 本体上部にはイヤフォンマイク端子、下部にはMicro USB端子が用意されている。いずれもキャップレスでIP68等級の防じん・防水性能を確保している。端子まわりの印象は、そんなに変わりない。

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本体の上部・下部の端子の印象はXperia Z4とあまり変わらない

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