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混雑時間帯の下り速度は「楽天モバイル」がトップ――リーディアの格安SIM通信速度調査
リーディアは、大手MVNOの通信速度実測調査を実施。10時台の平均受信速度は各社に差はみられなかったが、混雑時間帯では楽天モバイルがトップとなった。
リーディアは、1月6日に「大手MVNO(格安SIM)における通信速度実測調査」の結果を発表した。
調査対象はNTTドコモ、およびドコモの回線を利用したサービスを提供している「OCN モバイル ONE」「IIJmio」「BIGLOBE LTE・3G」「楽天モバイル」の4サービス。速度制限を避けるため月10Gバイト以上のプランで契約し、端末には「Xperia J1 Compact」を使用した。調査エリアはJR山手線の外回り1周(東京駅〜東京駅)、調査日時は2015年12月24日の10時4分〜11時13分(10時台)、11時57分〜13時1分(12時台)。
10時台の平均下り速度は約15Mbpsとなり、ドコモとMVNO各社に差は見られなかった。一方、スマートフォンを利用するユーザーが多いとされる12時台では、ドコモが15.1Mbps、楽天モバイルが13.6Mbpsだったのに対し、ほか3サービスは5Mbpsを下回った。
上り速度は各社とも大きな差はなかった。
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