Apple Store 銀座でSIMロックフリーな「iPhone SE」を買ってみた:ある男の約24時間(1/3 ページ)
3月31日に発売となった「iPhone SE」。このビッグウェーブに(仕事柄)乗らざるを得ない筆者は、“聖地”銀座でSIMロックフリー版を買ってみることにしました。
3月31日は「iPhone SE」の発売日。ITmedia Mobileでも関連記事を多数掲載しています。
「iPhoneはコンパクトな方が使いやすい」と常日頃から思っていた筆者としては、いろいろ気になる点はあるものの、iPhone SEは待望の機種であることには変わりありません(参考記事)。新しめのiPhoneがあった方が職業柄メリットが多いこともあり、ビッグウェーブに乗っかってiPhone SEを購入することにしました。
問題は「どこで買うか」です。今まで、筆者はソフトバンクを通してiPhoneを買っていましたが、今回はAppleやiPhoneのファンにとっての“聖地”であるApple Store 銀座でSIMロックフリー版を購入することにしました。もちろん、「SIMロックフリー」という新た(?)なビッグウェーブに乗る目的もあります。
この記事は、筆者がSIMロックフリーのiPhone SEを買うまでのドキュメントです。
3月30日12時ごろ
Apple Store 銀座といえば、iPhone発売時の行列が気になります。「既に待機列ができていたりしないだろうか……。下手したら仕事休まないといけないんじゃないか……」と不安でしょうがない筆者は、30日の午前中にあったソフトバンクの「+Style」の取材(参考記事)からの足で、既に行列ができていないかどうか確認しに行くことにしました。結論としては、行列は全くできていませんでした。
オンラインのApple Storeでは3月24日から予約を受け付けていたiPhone SEですが、リアル店舗での販売については予約の「よ」の字もありませんでした。行列のできていないことに、むしろ不安を覚えた筆者は、店の中に入り当日販売の有無を店員さんに尋ねました。すると、「発売日(31日)は、開店時間から販売します。ただし、先着順の販売となるため、お客さまのご希望に添えない場合もあります」とのこと。
どうやら、希望通りの色・容量を手に入れるためには、31日の早めの時間に来る必要がありそうです。
3月30日22時30分ごろ
「iPhone 6s/6s Plusの頃から、Apple Storeは行列を作らせていない」という話は聞いているものの、「徹夜して並ぶ人がいるのでは……」と疑心暗鬼になった筆者は、30日の帰宅途中にも様子を見に行きました。
すると、行列は全くなし。この様子なら、家に帰って明日の朝来ても大丈夫そうだと判断し、帰宅することにしました。もしも、行列ができていたら並ぶ気満々だったのですが、防寒着などの用意をしていなかったので、ある意味「結果オーライ」です。
3月31日8時50分ごろ
優雅(?)に朝食を食べ自宅を出発し、8時50分ごろにApple Store 銀座に近づいた筆者。その目に映ったのは“行列”でした。パッと見た感じで20〜30人ほどは並んでいます。以前の大行列と比べたら、かなり少ない人数ではあります。しかし、並んでいる人が自分が買おうとしているiPhone SEと同じ色・容量を選んだら買えない可能性があります。不安を覚えつつも列に付きます。数えてみたところ、筆者は前から28番目ぐらいであるようです。
列に付いたところで、Apple Storeの店員さんが「9時から並んでいる順番で注文(予約)を受け付けるので、SMS(ショートメッセージ)を受信できるスマートフォンを持っている人は用意しておくように」という旨の案内をしてくれました。列の前方には、「iPad Pro」を求めてやってきた人もそこそこいるようで、買えるかどうか不安だった筆者にちょっとした「光」が差し込んできました。
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