スマホの月額料金6000円以上は60%、4000円以下は15%――既婚女性へのアンケート調査から
ソフトブレーン・フィールドは、既婚女性2472人を対象にスマートフォンに関するアンケート調査を実施。6割弱がスマートフォンを利用し、月額料金が6000円以上のユーザーが60%を超える一方、4000円以下に抑えているユーザーも15%いることが分かった。
ソフトブレーン・フィールドは、4月13日にスマートフォンに関するアンケート調査の結果を発表した。
対象はクレディセゾンとの共同事業「Point of Buy 購買理由データ」のアンケートモニターのうち既婚女性2472人(30代以下19%、40代38%、50代29%、60代以上14%)で、調査日は3月19日。これによると、持っている携帯電話はスマートフォンが56.8%、フィーチャーフォンが38.5%、持っていないが4.7%。年代別に見ると30代以下はスマートフォンが80.3%に対し、40代は59.4%、50代は50.1%、60代以上は31.9%と利用率に差がみられた。
スマートフォン利用者に通話やメール、写真撮影以外の用途を聞いたとこと、1位は「調べ物」、2位は「ネットショッピング」、3位は「ゲーム」に。スマートフォンの月額料金は、2000円以下が4.7%、2001〜4000円以下が10.3%、4001〜6000円が19.6%、6001〜8000円が36.2%、8001〜1万円が18.2%、1万円以上が5.8%となり、6000円以上が60%を超えている一方、格安SIMなどの導入で月額4000円以下に抑えているユーザーも15%となっている。
現在使っているスマートフォンの機種変更について聞いたところ、「今の携帯電話を使い続ける」が22.2%、「今のキャリアで機種変更」が55.3%、「他社のスマートフォンに乗り換える」が20.7%、「フィーチャーフォン・PHSに変更」が1.4%、「携帯電話は解約する」が0.6%で、8割近くが現行のキャリアを維持すると答えた。
キャリアを維持する理由は、メールアドレスの変更や使い方を新しく覚え直すことなどが「面倒」というユーザーが多く、月額料金が4000円以下のユーザーはキャリアとMVNOの端末2台持ちなど、さまざまな工夫で月額料金を抑えていることが分かった。
関連記事
- 3人に1人は「割れスマホ」経験あり――楽天モバイルの調査から 3カ月無料キャンペーンも
楽天モバイルは「割れスマホ」に関する調査を実施。およそ3人1人が経験ありと回答し、職場や恋愛でマイナスの印象を与えることが分かった。また、割れスマホ提示で月額料金が3カ月無料になるキャンペーンも行う。 - iPhoneユーザーの「忠実度」は新型登場でアップ Ericssonの調査結果から
新型iPhoneが発売されると、それ以前と比較して2倍のAndroidユーザーがiPhoneに乗り換える。そんな調査結果をEricssonが報告している。 - iPhone SEの購入意向は19.7% 約1割が格安SIMで利用予定――MMDの調査
MMD研究所が行った「iPhone SEの購入意向調査」によればiPhone SEの購入意向は19.7%で、そのうち約1割が格安SIMでの利用を予定していることが分かった。 - Google Playのダウンロード数がApp Storeの2倍に(収益はApp Storeが上)──App Annie調べ
App Annieが、2015年のアプリストアに関する調査結果を発表した。アプリダウンロード数はGoogle PlayがApp Storeの2倍になったが、収益ではAppleがGoogle Playを大きく引き離した。 - 混雑時間帯の下り速度は「楽天モバイル」がトップ――リーディアの格安SIM通信速度調査
リーディアは、大手MVNOの通信速度実測調査を実施。10時台の平均受信速度は各社に差はみられなかったが、混雑時間帯では楽天モバイルがトップとなった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.