メール、LINE、SNSのメッセージサービス…連絡手段が様々な形で発達しても、意外となくならないのが留守番電話サービス。伝える方は音声を吹き込めばいいが、意外と受け取る側は聞き取るのが面倒でもある。このたび、その伝言内容を文字起こしするアプリをソースネクストが発表し、話題を集めている。
ソースネクストが5月23日にリリースしたアプリ「スマート留守電」(Android版/iOS版)は、留守番電話のメッセージを受け取ると、アプリが自動でテキスト化する。録音メッセージのテキスト化には、米ニュアンス・コミュニケーションズの音声認識技術を利用しており、音声と文字でメッセージを確認できる。
これまでの留守電では、「メッセージを聞くのが面倒」「留守番電話センターにかけ直さないと聞けない」「登録していない番号だと、誰からの伝言が分からない」といった問題があった。しかしスマート留守電は伝言内容がテキストですぐに確認できるうえ、電話帳に登録されていない番号でも590万件のデータと照合し、発信者を特定する。
ツイッターには、
「ずっと欲しかったやつー」
「これなにげにとても良い」
「この留守電、誰? どういう用事? が無くなるかも」
「なんで今までなかったんだ…ってくらい良い」
と注目する声があがっており、早速使ってみた人からは、
「これ、早速導入したけど、メタクソ便利だぞ。ちゃんと音声メッセージが文字化される。革命的に便利」
「自宅の固定電話からテストしてみた。完璧に認識してて、留守電録音終了直後に、文字化されたメッセージがiPhoneに表示される。これすげぇわ。はんぱなく便利」
などと評判は上々だ。なお、料金はiOS版が360円/月(税込)、Android版が290円/月(税抜)となっている。
(金子則男)
【関連リンク】
■スマート留守電-ソースネクスト
http://www.sourcenext.com/product/smart-rusuden/
■Yahoo!リアルタイム検索 「スマート留守電」の検索結果
http://realtime.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E7%95%99%E5%AE%88%E9%9B%BB&ei=UTF-8
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