ニュース
Corning、160cmから落下させても破損しにくい「Gorilla Glass 5」を発表 今秋登場端末で採用へ
Corningが次世代ディスプレイガラス「Gorilla Glass 5」を発表した。160cmの高さからラフな面に落下しても破損しにくい強度。年内発売の主要端末で採用の見込みだ。
米Corningは7月20日(現地時間)、次世代ディスプレイガラス「Gorilla Glass 5」を発表した。160cmの高さから落下させてディスプレイ面から道路などの粗い地上に落下しても80%の確率で破損しないという。
現行の「Gorilla Glass 4」では地上1mの高さからの落下実験で80%が破損しないとしていたので、さらに強化されたことになる。
同社によると、スマートフォンユーザーの85%以上が、年に少なくとも1回は端末を落とし、3回以上落とすユーザーは55%という。
Gorilla Glass 5は既にメーカーへの提供を開始しており、「年内に発売される主要な世界的ブランドの端末に採用される」見込みという。
Gorilla Glassは、40社以上のメーカーの1800以上の端末で採用されており、累計で45億台以上の端末で使われている。
関連記事
- Gorilla GlassのCorning、“サファイアのように”傷つきにくいカバーガラス開発
AppleやSamsungが採用するディスプレイガラス「Gorilla Glass」で知られるCorningが、サファイアのように傷つきにくい新製品を開発したと発表した。年内に発売する計画だ。 - ASUS、光学3倍ズーム手ブレ補正付き「ZenFone Zoom」発表
ASUS JAPANは、光学3倍ズーム、光学式手ブレ補正、Atomプロセッサ搭載したSIMフリースマートフォン「ZenFone Zoom」の発売を発表した。プレミアムモデルが2月5日、スタンダードモデルが2月中旬の発売を予定。 - 「Gorilla Glass 4」──コンクリートに落としても割れにくいCorningの新ディスプレイガラス出荷開始
Corningが、Gorilla Glass 3よりも強く、1メートルの高さからコンクリートに落としても5回に4回は割れないGorilla Glass 4を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.