レノボ、「Phab 2 Pro」を国内投入 4万9800円で11月下旬から予約受付:Google Tango対応
AR技術「Google Tango(旧・Project Tango)」に世界で初めて対応するスマートフォン(ファブレット)が、日本市場でも登場する。価格は4万9800円で、11月下旬から予約を受け付ける予定だ。
レノボ・ジャパンは9月27日、GoogleのAR技術「Google Tango(旧・Project Tango)」に対応するAndroidスマートフォン「Phab 2 Pro」を日本市場に投入することを発表した。同社のWeb直販価格は4万9800円(税別)で、11月下旬から予約販売を開始する予定だ。
Phab 2 Proは、世界で初めてGoogle Tangoに対応するスマートフォンとして6月にグローバル向けに発表された。
プロセッサはQualcomm製の「Snapdragon 652」(CPU部は1.8GHz×8コア)だが、Google Tangoの利用に最適化された特別エディションを採用している。メインメモリは4GB、ストレージは64GBを備える。外部ストレージはmicroSDに対応している。画面は6.4型のワイドQHD(1440×2560ピクセル)IPS液晶を採用している。画面ガラスは端がカーブした「2.5Dガラス」となっている。バッテリー容量は4050mAh(ユーザーによる交換は不可)だ。
本体背面には、写真撮影用の1600万画素カメラ(位相差オートフォーカス対応)の他に深度カメラとモーショントラッキングカメラを搭載している。これらのカメラの下には、指紋認証センサーを搭載している。
インカメラは約800万画素のセンサーを採用している。
オーディオ機能では、5.1chのサラウンドを録音できる「Dolby Audio Capture 5.1」に世界で初めて対応した。3つのマイクを使った「360°Voice」にも対応している。音声再生時は「Dolby Atoms」を使ったサラウンド再生が可能だ。
モバイル通信(LTEとW-CDMA)の対応周波数帯は以下の通り。なお、LTEの最大通信速度は下りが150Mbps、上りが50Mbps(ともに理論値)となる。また、SIMカードはNano SIMを2枚搭載できる。
- LTE(FDD-LTE):Band 1/3/5/8
- LTE(TDD-LTE):Band 38/41
- W-CDMA:Band 1/5/8
無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11 ac/a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)に対応する。
本体サイズは88.57(幅)×179.83(高さ)×6.96(奥行き、最厚部10.7)mm、重さは約259gとなる。ボディーカラーはガンメタルグレーとシャンパンゴールドの2色となる。
機種名 | Lenovo Phab 2 Pro(ZA1F0050JP/ZA1F0060JP) |
---|---|
メーカー | Lenovo |
OS | Android 6.0 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 652/1.8GHz 8コア |
メインメモリ | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部メモリ | microSD |
ディスプレイ | 約6.4型 WQHD IPS液晶 |
解像度 | 1440×2560ピクセル |
バッテリー容量 | 4050mAh(ユーザー交換不可) |
アウトカメラ | 有効約1600万画素 |
インカメラ | 有効約800万画素 |
ボディーカラー | ガンメタルグレー、シャンパンゴールド |
サイズ | 約88.57(幅)×179.83(高さ)×6.96〜10.7(奥行き)mm |
重量 | 約259g |
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