約8割が中学生までに初スマホ、LINE使用率はほぼ100% 10代女子のスマホ事情
GMOメディアは、10代女子を対象とした研究機関「プリキャンティーンズラボ」で「10代女子のスマホ事情に関する調査」を実施。約8割が中学生までにスマートフォンを所有しており、「LINEを使っている」と答えたのは99.6%となった。
GMOメディアは、6月28日に10代女子を対象とした研究機関「プリキャンティーンズラボ」で行った「10代女子のスマホ事情に関する調査」の結果を発表した。
調査はインターネット上で行い、中学生以上の10代女子1763人から回答を得た。調査期間は6月16日〜6月19日。回答者の年齢は「15歳(25.8%)」が最多で「中学生(46.9%)」と「高校生(46.7%)」がほぼ同数となった。所有しているスマートフォンのOSは、iOSが59.4%、Androidが38.1%となる。
「初めて持った携帯電話の種類」は「スマホ(48.1%)」「ガラケー(28.0%)」「キッズケータイ(21.7%)」となり、スマートフォンが約半数に。「初めてスマホを持った時期」は「中学生(43.5%)」が最多となる一方、「小学生以下(小学校高学年、小学校低学年以前を合算)」も35.6%となった。
「スマホを買い替えるタイミング」は「スマホが壊れたとき(55.4%)」が最も多く、他に「家族がスマホを買い替えるとき(20.7%)」「両親から言われたとき(20.2%)」「スマホの端末の代金(分割払い)が終わったとき(20.1%)」「学校を卒業・入学・進級するタイミング(19.9%)」「充電の持ちが悪くなったと感じたとき(19.1%)」などが続く。
「スマホを利用するときのこだわり・気を付けていること」については「できるだけWi-Fiを利用する(50.4%)」が過半数となり、次いで「写真や画像などが高画質の端末を選ぶ(34.5%)」「データ容量が大きい端末を選ぶ(34.3%)」という回答が集まった。
「スマホの利用方法について親と決めていること」では、高校生以上は「特に決めているルールはない(52.9%)」が最も多かったのに対し、中学生については約7割が「学校にスマホは持っていかない(35.7%)」「利用可能なサービス・機能を決めている(26.3%)」「1日で利用する時間を決めている(25.5%)」などのルールを設けている。
「アプリをダウンロードするきっかけ」の最多は「友人・知人からの口コミ(42.7%)」で、「アプリストアで直接検索して(36.1%)」「アプリストアのランキングを見て(33.2%)」が続く。ダウンロード後のアプリ整理については「フォルダ分けして整理する(55.8%)」が最も多く、「フォルダ分けはしないが定期的にアプリの整理をする(21.7%)」と合わせて約8割が何らかの形でアプリを整理していることが分かった。
アプリを整理すると回答したユーザーに整理のこだわりを尋ねたところ「アプリの機能別にフォルダ分けする(55.6%)」が最多で、他に「よく使うアプリを1ページ目に置く(35.4%)」「よく使うアプリをドックに置く(31.1%)」「あまり使わないアプリをフォルダに入れてまとめる(29.0%)」「待ち受け画面に被らないようにアプリを配置する(28.6%)」が続いた。
10代の多くが利用している「LINE」については、ほぼ全員にあたる99.6%が「LINEを使っている」と回答。「LINEに登録している友だち数」は「51〜100(37.8%)」「101〜200(31.6%)」となり、「ブロックなどをしてLINEの友だちを整理するか」については過半数に当たる55.4%が「整理する」と答え、「友だちを整理するタイミング」の上位は「LINEが重くなってきたと感じたら(41.3%)」「友だち数が増えてきたとき(35.4%)」「人間関係が嫌になったとき(35.1%)」となった。
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