au WALLET プリペイドカードがApple Payに対応
auの電子マネーサービス「au WALLET プリペイドカード」がApple Payに対応。カードを使わず、iPhoneやApple Watchで支払いができる。ポイントが最大10倍たまるキャンペーンも実施する。
KDDIは7月4日、「au WALLET プリペイドカード」が「Apple Pay」に対応したことを発表した。
au WALLET プリペイドカードは、事前にチャージした金額で支払いができる、プリペイド型の電子マネーサービス。利用者にはクレジットカードと同じ形状の「au WALLET カード」が発行され、全国のMasterCard加盟店で買い物ができる。
Apple Payは、iPhone 7、iPhone 7 Plus、Apple Watch Series 2で利用できる決済サービス。Suicaの利用に加え、登録したクレジットカードの支払いを「QUICPay」か「iD」経由で行える。au WALLET プリペイドカードでの支払いには「QUICPay+」対応店舗にてQUICPayを利用する。
これまで、au WALLET プリペイドカードでの支払いには店頭でau WALLET カードを提示しなければならなかったが、Apple Payに対応したことで、iPhoneやApple Watchをかざして支払えるようになる。なお、au WALLET クレジットカードは、2016年9月にApple Payに対応済み。
Apple Payに登録するには、iPhoneの「Wallet」アプリからau WALLET プリペイドカードを読み取り、au携帯のSMSやメール経由で認証を行えばよい。iPhone 7/7 PlusはTouch IDに指を乗せたままリーダーに近づける、Apple Watch Series 2はサイドキーを2回押してリーダーに近づけることで決済できる。
iPhone 6以降、iPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 3以降のモデルなら、オンラインショッピングでの支払いにもApple Payを利用できる。
Apple Pay対応を記念して、Apple Payに設定したau WALLET プリペイドカードやau WALLET クレジットカードで支払うと、ポイントが5倍になるキャンペーンを実施する。たまるポイントの上限は3000ポイント。
さらに、専用サイトでのエントリーとSuicaアプリで会員登録を行い、Apple PayにSuicaを追加した上で、Apple Payに設定したau WALLET プリペイドカードかau WALLET クレジットカードで支払うと、ポイントが合計10倍たまる。
関連キーワード
au WALLET | Apple Pay | クレジットカード | Apple Watch | iPhone 7 | Suica | Apple Watch Series 2 | 電子マネー | QUICPay | KDDI | MasterCard | Touch ID
関連記事
- au WALLET クレジットカードが「Apple Pay」に対応――プリペイドも対応予定
au WALLET クレジットカードが、日本のApple Payに対応する。QUICPayで電子マネーを支払う形。au WALLET プリペイドカードの対応も予定している。 - WALLETポイントが毎月もらえる「au STAR じぶん銀行特典」、11月29日に提供開始
KDDIは、会員制プログラム「au STAR」と連携した「au STAR じぶん銀行特典」を11月29日に提供開始。じぶん銀行の利用状況に応じ、毎月最大200ポイントのWALLETポイントを付与する。 - 国内対応した「Apple Pay」 早速使ってみた感想と気になる点
iOS 10.1がリリースされ、ついに国内でも「Apple Pay」が使えるようになった。早速使用感と気になる点を見ていこう。 - おサイフケータイとは何が違う? どうやってチャージをする?――au WALLET
KDDIの電子マネーサービス「au WALLET」が、5月30日で申込件数が100万を突破するなど好調だ。そもそもau WALLETってどんなサービス? という人のために、あらためて概要をおさらいした。 - “いわゆる電子マネー”とはちょっと違う「au WALLET」
auポイントサービスも統合される「au WALLET」は、プリペイド電子マネーでありながら、クレジットカードと同じように使えるユニークなサービス。発表会場の展示内容などを含め、改めてその特徴を整理する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.