日本通信は、ソフトバンクのSIMロックiPad(Wi-Fi+Cellularモデル)向けのSIMカード「b-mobile Sプリペイド」を7月7日に発売する。日本通信のオンラインストアや量販店で購入できる。
製品名の通り、利用できるデータ容量があらかじめ含まれたプリペイSIM。ソフトバンクのネットワークに対応しており、SIMロックを解除しなくても利用できる。有効期限15日間、月額980円(税込、以下同)で1GBで使えるタイプと、有効期限25日間、月額2980円で7GBを使えるタイプを提供する。サイズはnanoSIMとmicroSIMの2種類。
ソフトバンクのiPadは、2015年5月以降に発売されたモデルはSIMロックを解除できるが、2015年5月より前に発売されたモデル(iPad Air 2以前、iPad mini 3以前)はSIMロックを解除できないので、これらの機種での利用に適している。
7日に発売するb-mobile SプリペイドはiPad専用だが、iPhone向けのプリペイドSIMも準備中とのこと。ソフトバンクのiPhoneとiPadは異なるSIMカードを採用しているため、iPhone/iPadで同じSIMカードを使い回すことはできない。
なお、日本通信は1GB 月額880円(税別、以下同)、3GB 月額1580円、7GB 月額2980円、30GB 月額4980円で利用できる、ソフトバンクiPhone/iPad向け「b-mobile S」も提供している。
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