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ソフトバンクも「SIMロック解除」の条件を一部変更 8月から2段階で
ソフトバンクが、2015年5月以降に発売した携帯電話の「SIMロック解除」条件を8月と12月の2段階に分けて変更する。変更後の条件はさかのぼって適用される。
ソフトバンクは7月19日、2015年5月以降に発売したSoftBankブランドの携帯電話のSIMロック解除条件を8月1日から段階を踏んで変更することを明らかにした。条件変更日以前に購入した対象機種についても、さかのぼって新しい条件が適用される。
なお、同社とウィルコム沖縄は同日、Y!mobileブランドにおいて同様の告知をしている。
2017年8月1日〜
機種購入日から101日目以降からSIMロック解除手続きを受け付ける。
2017年12月1日〜
以下の条件に当てはまる場合、当該代金の支払いを両社が確認できた段階でSIMロック解除手続きを受け付ける。
- 端末を一括払いで購入した場合
- 端末を分割払い(割賦)で購入した場合で、その残高を一括清算した場合
また、分割払いで購入した端末であっても、購入時にひも付けた回線で過去にSIMロック解除手続きを行った履歴がある場合は、最新の手続きから101日目以降であればいつでもロック解除手続きが可能となる。
ただし、同一機種または特定サービスを一定期間利用・契約することを条件に行う割引(「一括購入割引」など)を適用している場合、上記の条件を満たしていたとしても購入日から100日以内はSIMロック解除の手続きを行えない。
解約済み回線で購入した端末について
解約済み回線で購入した端末のSIMロック解除については、解約後90日以内であれば元契約者本人からの申告によって手続き可能だ(従来通り)。
ただし、分割払いで購入した端末については、機種購入から101日目以降でないとSIMロック解除ができないので注意しよう。
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