Motorola、Mods対応ハイエンド端末「Moto Z2 Force」と360度動画カメラModを発表
Lenovo傘下のMotorolaが、モジュール追加で楽しめる「Moto Z Force」の後継モデル「Moto Z2 Force」を発表。同時発表の360度動画撮影カメラも装着できる。米国でのロック解除モデルの販売価格は800ドルだ。
中国Lenovo傘下のMotorola Mobilityは7月25日(現地時間)、米ニューヨークで開催した製品イベントで、フラッグシップ端末「Moto Z2 Force」を発表した。2016年6月に発表した「Moto Z Force」の後継モデルに当たり、カメラなどのモジュール「Mods」を追加できる。
同時に、既存のMods対応端末でも使える360度動画撮影カメラ「360 Camera Moto Mod」も発表した。
Moto Z2 Forceは米国の主要キャリアで8月10日から予約が可能。ロック解除モデルもあり、こちらの価格は799.99ドル(約9万円)、Modカメラは299.99ドル。日本での発売についてはまだ不明だ。
Moto Z2 Forceのプロセッサは米Qualcommの「Snapdragon 835」、RAMは4GB、ストレージは64GBでmicroSDスロットを備える。ディスプレイは5.5型のPOLEDで、先代と同じく割れにくい「Moto ShatterShield」採用。バッテリーは2730mAhと先代(3500mAh)より容量が小さくなったが、持続時間は8時間。アウトカメラはデュアルの1200万画素、インカメラは500万画素。OSは「Android 7.1.1」。サイズは76(幅)×155.8(高さ)×6.1(奥行き)mmで重さは143g。先代より0.9mm薄くなった。
同時発表の360度カメラ以外にも、既存のJBLスピーカーやバッテリー、プロジェクターなどのModsを装着できる。
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