「au新プラン」は機種変なしでもおトク?/Nokia(ノキア)あれこれ:Mobile Weekly Top10
auの新プランが各所で話題です。既にAndroidスマホを持っている人が、機種変なしでプラン変更した場合、本当におトクになるのか試算してみました。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2017年8月7日〜2017年8月13日
- “機種変更しないauユーザー”は新料金プランに変更すべきなのか?
- 4年たっても色あせない、高級スマホ「VERTU」
- 主役は楽天モバイル? LINEモバイルは“普通”に――「格安SIM」17サービスの実効速度を比較(ドコモ回線7月編)
- ドコモ、「Galaxy S8」の月々サポートを増額 新規、機種変更で実質3万円台
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- 総合ランキングに「Xperia X Compact」が3月以来の登場
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- “6つのレンズ”を付けられるゴツいiPhone 7 Plus専用ケース「ShiftCam」を楽しむ
- Nokiaブランドのハイエンド端末「Nokia 8」登場 Snapdragon 835搭載、2画面撮影可能
今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2017年8月7日から8月13日までのアクセスランキングを集計しました。
ランキングの1位は、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の新料金プランを改めて試算した記事「“機種変更しないauユーザー”は新料金プランに変更すべきなのか?」でした。
auの新料金プラン「ピタットプラン」「フラットプラン」は端末購入と同時であればほとんどのケースで従来プランよりも安くなる反面、特に高額な「毎月割」が適用されている場合はプラン変更によってむしろ料金が割高になってしまいます。このことはKDDIの料金プラン担当者も認めるところで、そのようなケースでは毎月割の適用後にプラン移行することを勧めています。毎月割が残っている場合は、ムリに移行しない方が良いかもしれません。
一方、毎月割とは“無縁”なau VoLTE対応のSIMロックフリースマートフォン(Apple Storeで買えるSIMロックフリーiPhoneを含む)を購入して使う場合、最初から新プランで使うとおトクです。ただし、au純正の回線でSIMロックフリー端末を使う場合「SIMカードのサイズ」「ネット接続サービス」という2つの大きな“壁”があります。
前者はau純正VoLTE契約では「Nano SIM」しか用意されていないことが問題です。ただし、昨今ではSIMロックフリー端末のNano SIM化が進んでいるので時間が解決してくれそうです。
後者は、iPhone以外のSIMロックフリー端末が月額300円(税別)の「LTE NET」に未対応であることが問題です。現在のところ、SIMロックフリー端末では月額500円の「LTE NET for DATA」を使うしかありません。ライバルのNTTドコモでは、スマホ用ネット接続サービス「spモード」(月額300円・税別)をSIMロックフリー端末にも開放しています。auも、SIMロックフリー端末向けにリーズナブルなネット接続サービスを用意してくれるとうれしいのですが……。
2位には、山根康宏さんの連載から「4年たっても色あせない、高級スマホ『VERTU』」がランクインしました。
Vertu(バーチュ)は、1998年にフィンランドのNokia(ノキア)が立ちあげた高級携帯電話ブランドで、2002年に初のオリジナルモデルを発売しました。日本でも2007年にドコモ回線を利用するMVNOサービスと一体化して販売するスタイルで展開しましたが、2011年にはNokiaの経営環境悪化の影響を受けて撤退してしまいました。
2012年にVertuはNokiaから独立。事業を継続してきましたが、2017年7月に倒産してしまいました。今後、会社(事業)を継続できるかどうか、継続する場合はどのような形となるのかという点に注目したいです。
Nokiaといえば、ランキングの10位に「Nokiaブランドのハイエンド端末『Nokia 8』登場 Snapdragon 835搭載、2画面撮影可能」も入りました。
厳密には、この端末はNokia自身ではなく、スマホにおけるブランド利用権を取得したフィンランドのHMD Globalが発売するものです。しかし、ZEISS(ツァイス)製レンズのカメラを搭載するなど、往年(?)のNokiaスマホのDNAを感じさせます。ぜひとも日本でも発売してほしい所です。
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