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発売前から大反響 フラットデザインのストレートケータイ「talby」(懐かしのケータイ)

マーク・ニューソン氏がデザインを担当した「talby」は、「au design project」から製品化された3機種目のケータイで、そのデザイン性の高さから、ニューヨーク近代美術館の永久収蔵品にも選ばれています。

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 思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の三洋マルチメディア鳥取(現・三洋テクノソリューションズ鳥取)製ケータイ「talby」(A5508SA)です。

「talby」(正面)
「talby」(背面)
「talby」

 talbyは、数々のデザインケータイを生み出してきた「au Design project」の第3弾モデルとして登場したストレート型のケータイでです。

 フラットな正面にポップなカラーの丸形ボタンが印象的なデザインは、マーク・ニューソン氏が手掛けたもの。本体上部には大きなストラップホールが開いているのも特徴で、ベルト状のオリジナルネックストラップが付属しています。

 待ち受け画面やスクリーンセーバーにもニューソン氏デザインのものがプリインストールされています。また、ニューソン氏の友人である音楽プロデューサーのニック・ウッド氏が手掛けた着メロや着うたがプリインストールされました。

ロックスイッチ回り
画面上部のデザイン
サイドキー回り

 talbyのテーマソングとして制作された「Free」は、CM曲にも使用され、Freeを含む4曲は、初のケータイ用サウンドトラックとしてCDも発売されました。

 2003年のビジネスシヨウでイメージモックが初披露されて以降、国内外で大きな反響があり、2007年には以前紹介した「MEDIASKIN」と共にニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品に選定されました。

(機材協力:携帯市場)

「talby」(A5508SA)の主な仕様

  • 発売日:2004年11月23日
  • キャリア:au
  • メーカー:三洋マルチメディア鳥取
  • サイズ:約45(幅)×132(高さ)×13(奥行き)mm
  • 重量:約79g
  • メインディスプレイ:2.1型(240×320ピクセル)TFT液晶 26万色
  • アウトカメラ:有効約31万画素CMOS
  • ボディーカラー:Hornet Green、Orange Orange、Hole Black

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