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調査リポート

「現金決済主義」は20代女性が最多、約2割がチャージ不足でもたついた経験あり KDDIの意識調査

KDDIは、15歳〜79歳の男女を対象とした「『さよなら現金』意識調査2018』」実施。「現金決済主義」という回答は4割に留まり、電子マネーやプリペイドカードの利用シーンでは7割が「チャージ不足でもたつくと恥ずかしい」と答えた。

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 KDDIは、4月4日に全国15歳〜79歳の男女1000人を対象とした「『さよなら現金』意識調査2018』」の結果を発表した。調査期間は3月2日〜3月5日で、調査方法はインターネット。

 自身が「現金決済主義(できるだけ現金で決済したいタイプ)」だと思う人は39.7%と少数派で、性年代別では現金決済主義だと思う割合が高いのは20代女性(61.4%)、一方で現金決済主義ではないと思う割合が高いのは60代女性(79.5%)となった。

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 現金が必要だと思うシーンについて現在と将来予想をそれぞれ聞いたところ「結婚祝いなどのご祝儀」(現在55.4%、将来予想53.0%)と「神社などでのお賽銭」(現在53.0%、将来予想48.7%)が高い。給与の受け取り方法に「現金手渡し」のケースがあるのは10.8%で、居住地別では中国・四国地方在住が20.0%と高い。セルフレジを怖いと思う人は30.0%、そう思わない人は70.0%。性年代別では70代女性(48.7%)が最も多く「怖い」と感じている。

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 現在発行されている紙幣・硬貨についての人気・不人気の投票では、廃止にしてほしくない紙幣・硬貨の1位は「一万円札」(63.8%)、廃止にしてもいい紙幣・硬貨の1位は「二千円札」(55.7%)だった。

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 電子マネーの「チャージ不足でもたついた経験がある」のは22.0%で、年代別では20代(37.3%)が最も高い。チャージ不足のせいで自分の後ろに列を作ってしまったという経験がある人は10.5%、年代別では20代(22.3%)、チャージ不足で後ろの人から冷たい視線を浴びたことがある人の割合は12.1%、年代別では20代(25.3%)が多い結果となった。

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 チャージ不足でもたついている人に対する意識を聞いたところ、イライラしたことがある人は30.8%。性年代別にみるとイライラしたことがある人は20代女性(47.0%)が半数近くになり、胸キュンしたことがある人は3.6%にとどまる。

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 チャージ不足でもたつくと恥ずかしいと感じる人の割合は69.3%で、性年代別では10代男性(80.5%)の割合が大きい。オートチャージ機能を便利だと思う人は70.6%で、性年代別は20代女性(85.6%)の割合が最も高くなった。「チャージ不足でもたついていると、オトコ/オンナを下げると思う」は32.7%で、男女別では男性が36.2%、女性が29.2%と男性が多くなった。

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 これから普及が進むと思う電子決済方法を聞いたところ「電子マネー」(62.9%)が最も多く、「プリペイドカード」(24.9%)、「仮想通貨」(20.9%)と続く。性年代別にみるとプリペイドカードがこれから普及すると感じている人は10代男性(51.2%)に多く見られた。100%キャッシュレスの時代が来るのは何年後だと思うか聞いたところ「10年以内」とする予想が34.3%で最多となる。

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 この他、調査では「デート相手への好感度が上がる“○○”レス」や「チャージ不足で恥ずかしがっている姿もカワイイ」「チャージ不足でも動じないハートの強さを持つ」有名人などの結果を公開している。

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