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調査リポート

フィーチャーフォン利用者の76.2%が乗り換え検討せず、理想の月額料金は「1001円〜2000円」

MMD研究所は、6月28日に「2018年6月 フィーチャーフォン利用者の実態調査」の結果を発表。フィーチャーフォン利用者の76.2%がスマホへの乗り換えを検討しておらず、スマホの料金が高いと感じるユーザーが最も理想的と感じる月額料金は「1001円〜2000円」となった。

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 MMD研究所は、6月28日に「2018年6月 フィーチャーフォン利用者の実態調査」の結果を発表した。

 事前調査で、フィーチャーフォンを利用している全国の男女2364人を対象にスマートフォンへの乗り換えを検討したことがあるかを聞いた。「検討している」が23.8%、「過去に検討していたが、現在はしていない」と「検討したことはない」を合わせた計76.2%が検討をしていないことが分かった。フィーチャーフォン利用者1009人へスマートフォンの機能やアプリで魅力に感じるものはあるかを複数回答で聞いたところ、「地図・ナビゲーション機能」が25.8%、「気軽にインターネットを楽しめる」が25.6%、「画面が大きくて見やすい」が19.2%と続いた。

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 フィーチャーフォン利用者に端末への不満を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「フィーチャーフォンに時代遅れなイメージがある」で15.5%、次いで「画面が小さくて見づらい」が12.6%、「インターネットが見づらい」が10.5%となった。

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 過去にスマートフォンへの乗り換えを検討していたフィーチャーフォン利用者、スマートフォンへの乗り換えを検討したことがないフィーチャーフォン利用者を対象に、3G回線が終了し、現在所有している端末が利用できなくなった場合どのように対応するかを聞いたところ、「スマートフォンを購入する」が40.0%、「ガラホ(Androidベースのフィーチャーフォン)を購入する」が37.3%、「モバイル端末の所有をやめる」が15.1%、「その他」が7.6%に。

 検討状況別に集計すると、過去に乗り換えを検討していたフィーチャーフォン利用者は、51.8%が「スマートフォンを購入する」と回答しているのに対し、検討したことがないフィーチャーフォン利用者は35.3%にとどまった。

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 スマートフォンへ乗り換えない理由に「月額料金が高いから」「端末の料金が高いから」と回答した445人を対象に、スマートフォンへ乗り換えてもいい月額料金(分割払いにした端末料金を含む)を聞いたところ「〜1000円」が16.0%、「1001円〜2000円」が37.5%、「2001円〜3000円」が23.6%となった。

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