MMDがスマホ5機種のカメラ画質を比較 得票数最多は「HUAWEI P20 Pro」
MMD研究所は、9月5日にに「スマートフォンカメラの画質比較調査」の結果を発表。最新機種のスマホで撮影した写真でブラインドテストを行ったもので、5機種のうち最も得票数が多かったのは「HUAWEI P20 Pro」となった。
MMD研究所は、9月5日に「スマートフォンカメラの画質比較調査」の結果を発表した。本調査では、5機種のスマートフォン「AQUOS R2」「Galaxy S9+」「HUAWEI P20 Pro」「iPhone X」「Xperia XZ2 Premium」で撮影した写真を使用している。
メーカー名やブランド名を伏せたブラインドテストで、最もキレイに撮影されていると思うものを15歳〜69歳の男女1800人に選んでもらった。撮影シーンは「人物、風景の写真」や「手ブレ防止機能、ピントが正確に合う機能、暗い場所でもキレイに撮影できる機能」「暗がりでの画質、手ブレ補正、ズーム後の画質」など。
まず、19のシチュエーションの写真と1つの動画を見せ、最もキレイに撮影されていると思う写真・動画を1つずつ選んでもらい、獲得した票数の平均値を算出した。最も票を得たのは20シーン中7シーンで1位を獲得した「HUAWEI P20 Pro」で平均520票、次いで「Galaxy S9+」が平均406票、「Xperia XZ2 Premium」が平均400票、「iPhone X」が平均239票、「AQUOS R2」が平均233票となった。
HUAWEI P20 Proは「暗がりでの画質」や「ズーム後の画質」、Galaxy S9+は「人物の写真」が自撮り・ポートレートを含めて評価が高い。Xperia XZ2 Premiumは「風景の写真」や「料理の写真」、AQUOS R2は動画の評価が最も高かった。
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