ファーストインプレッション
今度の「スゴ録」はどこがスゴイ?(2/2 ページ)
ドラマなどの定期的な録画を、単に曜日や時間などで繰り返し行うだけでなく、EPGを利用して番組名で追跡して録画する機能だ。「おまかせ・まる録」機能を、通常の録画予約にも活用した機能とも言えるだろう。
実際この機能は非常に有効だ。既に触れたとおりスポーツ中継の延長であれば、曜日や時間での繰り返し予約録画でも対応できる。しかし特別番組などで放送時間がずれたり、最近は非常に多い最終回スペシャルでの放送時間延長などには対応できない。
繰り返し予約録画を利用していて、お気に入りのドラマの最終回のラスト15分や30分が録画されていなくて泣いた人は実際多いだろう。番組追跡録画ではこのようなことは起きなくなる。
最近は人気ドラマの最終回直前に日中にスペシャル番組を放送したり、複数シリーズ製作されたドラマであれば以前のシリーズを再放送していたりすることもある。番組追跡録画では本来予約されていた時間帯の前後1時間から番組を検索するようになっており、不必要な録画が起こらないような配慮もされている。
またEPG側の番組名の省略などにも対応している。
実際、地上波EPGで主流の「G-Guide」では残念ながら番組名がある日から急に省略表記されてしまうことも多い。「冬のソナタ」が「冬ソナ」などという表記にされてしまうこともある訳だ。アルゴリズムは公開されていないが、番組追跡録画ではこういったEPGの番組名表記の省略にも対応するとしており、万全を期している。
番組追跡録画がもっとも威力を発揮するのは深夜番組の繰り返し録画だろう。深夜番組は一応放送時間が決まっているものの、スポーツ中継などが無くても放送時間が結局毎週異なるといったことも珍しくない。番組追跡録画ならこういった深夜番組の繰り返し録画でも録画失敗が発生する可能性は極めて低いはずだ。
「EPGがあればできるはず」を現実にした新・スゴ録
ここまでに触れた以外にも、通常予約(繰り返しでない)で録画した番組のタイトル名を元に次回の予約を行える。この機能を利用すると「おまかせ・まる録」で録画した番組を次回からはより録画の優先順位が高い通常予約録画での繰り返し録画に移行させることも可能だ。
今回触れた予約録画関連の機能は、決して他社にもやってやれない機能ではない。EPGを採用しているなら確実にできるだろう、と思える機能だ。しかし製品、特に民生機では、「できそうなこと」が、操作が複雑になるといった事情もあってか、なかなか実際の機能として実装されないのも事実だ。そういう意味では、冒険的かもしれない機能を搭載してきたソニーの姿勢には、個人的に拍手を送りたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR