AMD・富士通のフラッシュ合弁Spansion、300ミリラインを福島に新設
米AMDと富士通のフラッシュメモリ合弁会社Spansionは、300ミリウエハー対応した新ラインを会津若松工場(福島県会津若松市)に新設し、2007年に稼動開始する計画だ。来日したバートランド・ガンブー社長が11月18日、都内で明らかにした。
同工場の200ミリウエハー対応施設「JV3」の隣に、300ミリウエハー対応の新施設「SP1」を構築。新施設は、45ナノメートルプロセスを採用した製品を生産する計画だ。
新施設の規模や投資額は未定。市場のニーズを見ながら順次規模を拡張し、最終的には、同工場の敷地全体(2万2000平方メートル)を300ミリウエハー対応ラインに転換する予定だ。
同社のバートランド・ガンブー社長によると、同社の売上高は今年に入ってIntelを抜き、NOR型フラッシュメモリのシェアトップに立った。NAND型を含めたフラッシュメモリ全体のシェアでは、韓国Samsung Electronics、東芝に次いで3位につける。特に、高機能な携帯電話やデジタル家電、カーナビ向け製品が伸びているという。
同社の強みは、1セルに2ビットのデータを保存できる独自技術「MirrorBit」。NOR型ながらNAND型と同等のサイズ、コストで生産できるという。「創業以来1年半で、ウエハーコストを40%削減した」(ガンブー社長)。
同社はNOR型で唯一、110ナノプロセス製品を出荷している。90ナノプロセス製品のサンプル出荷も開始しており、来年から量産する計画だ。
2007年をめどに、65ナノメートルプロセスを採用して容量を8Gビットに高めた製品を出荷し、NAND型の容量に迫りたい考えだ。2007-2008年には45ナノプロセスの製品を投入。その後も微細化に力をいれ、20ナノメートルレベルまで対応したいとした。
また、NOR型のコアを採用し、NAND型とNOR型両方のインタフェースを利用できる「ORNAND」技術も発表済み。USBフラッシュメモリやメモリカードなど、NANDが得意としてきた分野に切り込む(関連記事参照)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
2
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
3
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
4
LINEヤフーグループ、自己都合退職急増 前年度比65%増の2791人
-
5
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
6
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
7
AnthropicのアモデイCEO、AI開発の「ペース調整」訴えるエッセイ公開 アルトマン氏とマスク氏も賛同
-
8
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
9
「iPhone 18」シリーズ徹底比較 「17」シリーズとの違いをチェック
-
10
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR