Appleの新iPodとiMac、アナリストと小売業者は歓迎(2/2 ページ)
小売業者の反応
アイオワ州デモイン、オクラホマ州オクラホマシティ、カンザス州ウィチタでコンピュータショップチェーンHaddock Computer Centerを展開するリチャード・ハドック社長は、「年末商戦に向けた素晴らしいラインアップ」と語った。
iPod shuffle、iPod nano、そしてビデオ対応iPodは、ホリデーシーズンを通じて大いに売れると考えているという。
iPodとiMacの新モデルが突然発表されたために旧型となった現行モデルの在庫が増えたのではとの問いに、同氏は大量の在庫を抱えている店舗はほとんどなく「その点どこも在庫管理はかなりうまくいっている」と答えた。「大抵は売り切っている」とも。
4月以来新モデルが登場していないAppleのPower Macについても「依然売れ行きは好調」と同氏。
新iMacは「現在の(デスクトップPC製品の販売比率)に影響を及ぼさない」(同氏)という。
新iMacではより高速なPowerPC G5プロセッサが採用され、PCI-ExpressビデオやRAMの高速化が図られるなどの技術改善が見られるものの、Power Macで採用されているデュアルプロセッサ構成はiMacにはないと同氏は強調した。
そこで同氏はビデオやオーディオ関連に携わる顧客には、今でもPower Macを勧めているという。
またiMacのFront Row機能についてハドック氏は、iMacを、従来型のデスクトップが置かれているオフィス仕様の部屋とは「違う部屋に向けて」売り込めると語っている。
「Appleが、いまだに噂サイトを読んだ人をも驚かせていることが面白い」と話すのは、大規模なMidwest Apple Specialist店のプロダクトマネジャー、フレッド・エバンズ氏だ。
「iMacのアップグレードモデルは非常に有望」と評価する同氏は、同製品を新iPodとともに既に大量注文したという。
同氏によれば、今回の新製品発表が店舗の在庫に大きく影響することはなく、「Appleからは価格保護を受けているので、旧モデルを処分できる」。
「Front RowはAppleのリビングルーム進出への次のステップのようだ」(エバンズ氏)
「かつて私たちはAirPort Expressで音楽を聴けたが、今は写真、ビデオ、テレビを楽しめる。テレビ番組のコンテンツを視聴できるiTunes 6.0の発表は、実際、今回の発表の最重要部分の1つとなり、今後さらに多くのPCユーザーの乗り換えを後押しするだろう」(同氏)
「音楽同様、テレビは万人にとって身近なものの1つ。放送直後の新しいテレビ番組を合法的に簡単にダウンロードできる機能はかなり魅力的だ」
DVRやそのほかのコンピュータベースのソリューションといった、見損なったテレビ番組を観る術を持たない人は多い。人気ドラマ「Desperate Housewives」の最新エピソードを逃したら、友人からビデオテープを借りるか、再放送を待つか、DVDバージョンの登場を待つしかない。
「だがこれからは、iTunesストアから昨晩の放送分を購入できる」とエバンズ氏。
同氏はElgato SystemsのEyeTVなどのデジタルテレビソリューションを販売しているが、「これらはかなり高価で、誰もが簡単にセットアップできるものではない」という。
「Appleがミュージックビデオしか提供していなかったら、新しいiTunesやiPodは少数の人にしかアピールしなかっただろうが、テレビ番組の提供が実現したおかげで、最大範囲のメインストリーム顧客をターゲットにできる」(同氏)
なお、Front Rowソフトウェアソリューションについてエバンズ氏は、Macでの画像、音楽、ビデオ、テレビの表示操作を分かりやすくするとしている。
「ユーザーが自分自身で簡単に操作できるようになると思う」
「これをいじるのを楽しみにしている。ほかのMac用としても売ることができるように、単体でも提供されるといいのだが」(同氏)
「買ったばかりiPodとEyeTVがもう流行遅れになってしまった」と同氏は言い添えた。
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