レビュー
新世代iPodを買ってみた(2/3 ページ)
カラー液晶画面の大型化も大きなポイントだ。サイズはこれまでの2インチから2.5インチに拡大されている。数値にすればわずか0.5インチの差だが、縦横サイズを実際にはかってみると、既存モデルが約33(縦)×41(横)ミリであるのに対して、新モデルは約40(縦)×52(横)ミリであり、視覚的にもかなりの差がある。サイズアップにあわせてパネル解像度も220×176ピクセルから320×240ピクセルに向上している。
パネル解像度の向上は使い勝手の向上にもつながっており、既存モデルがメニューを7行で表示していたのに対して、新モデルでは9行表示にまで拡大されたほか、写真のサムネイル表示もこれまでの5×5コマから5×6コマに増えている。
液晶のサイズアップは全体的なデザインバランスにも影響を与えており、クリックホイールの位置がわずかに下になったほか、ホイール自身のサイズもわずかながら小さくなっている。手元にあったiPod photo(M9829J/A)はホイールの直径が42ミリであるのに対して、新モデル(MA002J/A)は38ミリだ。もっとも、操作性に影響を及ぼすということはなく、依然と変わらぬスムーズな操作が行える。
想像以上の動画クオリティだが、基本はやはりポータブルオーディオ
メニュー項目はこれまでのiPodとほぼ変わらないが、「ビデオ」の項目が追加されている。「ビデオ」には「ビデオプレイリスト」「ムービー」「ミュージックビデオ」「ビデオPodcast」というiTunes 6に対応する項目のほか、TV出力と出力信号(NTSC/PAL)、ワイドスクリーンのON/OFFを設定する「ビデオ設定」が用意されている。
iTunes Music Storeで購入したミュージックビデオを視聴する際には、文字通り「ミュージックビデオ」からお目当てのコンテンツをたどる。視聴・操作方法については、音楽コンテンツとまったく同じ。クリックホイールを左右になぞると音量調節、左右ボタンで早戻し/早送りだ。センターボタンを押すとシークバーが現れる点が唯一の違いだろう。
今回はiTMSから購入したU2の「Vertigo」とSum41の「The Hell Song」を視聴してみた。液晶のコントラスト比と輝度が高いおかげか、非常に見栄えのする画質だ。動きの激しい場面でも画面が破綻することはなく、なかなか楽しめる。
大型化したといっても液晶のサイズは2.5インチと、デジカメのモニターか携帯電話かといったクラス。ミュージックビデオのようなあまり凝視しない(映画やニュース番組などに比べてだが)コンテンツの視聴には適しているといえるだろう。しかし、半透過反射型という形式とも関係しているのかもしれないが、暗い場面では被写体が埋もれてしまう現象も見受けられた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
3
Google、「Gemini 4 Carbon」発表 「Argon」公開から2週間、サイバー防御能力などを強化
-
4
Apple、初のタッチ対応「MacBook Pro」発表 新型OLED搭載、国内価格は49万9800円から
-
5
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
6
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
7
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
8
「ツイキャス」不正アクセスで停止 復旧までに「相応の時間」
-
9
「対策を後回しにしたサーバが軒並み狙われている」 相次ぐ不正アクセスにラックCTOが警鐘
-
10
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR