プロフェッサーJOEの「Gadget・ガジェット・がじぇっと」!
ソニーのデジタル・ウォークマン復活の日まで使いたい「ASONO MICA」(3/3 ページ)
専用ヘッドフォンは、特別な形状のコネクターで本体にドッキングされており、ヘッドフォン部分を取り外すことで、ASONO MICAに音楽データを転送する為の標準的なUSBポートが露出する。パソコンからのデータ転送は、一般的なUSBケーブル(標準添付)経由で単なるストレージとして見えるASONO MICAに対して音楽ファイルのドラッグ&ドロップで可能だ。充電も専用ACアダプターの類は付属せず、USBポートを経由してパソコンから2時間半くらいでフル充電される。再生可能なファイルは標準的なMP3のほか、WMA、ASFがサポートされている。
ASONO MICAは、小さな本体に詰め込めるだけの音楽機能を盛り込み、その高機能を見せつけないエレガントでデザインコンシャスなスカンジナビア・デザインの商品だ。iPodをはじめとする多くの機種が溢れるデジタル・ミュージック・プレーヤーの世界でもかなり個性的なプロダクトだ。
さりげない高性能と、見る人の目を惹き付けるユニークなデザインは、同じ北欧デザインのB&O(バング・アンド・オルフセン社)のホームオーディオ装置に通じるソウルとコンセプトがあると感じるプロダクトだ。最近は国内でも、外観がASONO MICAによく似たデザインのデジタル・ミュージック・プレーヤーを見掛けることがあるが、まだまだそのデザインセンスはASONO MICAが2枚も3枚も上手だ。
「ASONO MICA」そのユニークなネーミングとともに、モバイルミュージックファンの期待を裏切らない商品だ。ソニーには、かって同社の最高級ブランドであった「QUALIA」(クオリア)をいつか復活させ、全ての点で、B&Oを越えるホームオーディオ装置、ASONO MICAを一瞬にして陳腐化させるデザインのデジタル・ウォークマンの発売を期待したい。プロダクトデザインには、形から入る閃きのフィーリングは重要だが、必然性のあるロジックはそれ以上、遙かに重要だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
携帯各社、熊本の一部で通信障害 震度7の地震で 他社回線につながる「JAPANローミング」開始【追記】
-
8
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
9
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR