橘十徳の「自腹ですがなにか?」第3回
眼をいたわるワタシに――「低反射デスクスタンド」(2/2 ページ)
最初にこの製品のカタログを見たときは、特殊な蛍光管でも使っているのかと勘違いしたのだが、実際は普通のコンパクト型蛍光ランプを使用している。蛍光管のタイプはFML27EX-Nだ。これならどこの電器店でも手に入るので安心である。
ただし、普通のデスク用ライトは蛍光管が露出しているが、この製品の場合はその上に特殊偏光フィルターが被さっている。このフィルターは磨りガラスのような半透明のもので、スイッチを消すと中の様子はおぼろげにしか見えない。蛍光管を取り替えるときのために、フィルターカバーはドアのように開け閉めが可能だ。
明らかに違うフィルターを通した光
フィルターカバーの開け閉めはスイッチを入れた状態でも可能なので、フィルターを通した状態とない状態とで、光の具合を気軽に見比べられる。その違いは「気のせい」というレベルではなく、明らかな差を体感できた。フィルターを被せた状態からフィルターを取ると、光が目に突き刺さるような感じを受けるのだ。
これに慣れると、普通の蛍光管はかなり眩しく見えてしまう。まあ目の感じ方には個人差があるからなんとも言えないが、少なくとも筆者の場合は、家で本を読むときは必ずフィルターライトの照明下で読むようになったことは事実だ。
価格は実売で約1万2000円。普通のアーム式ライトでもこのくらいの価格のものはあるので、あまり割高だとは思わない。「目に優しい」という付加価値を考えたら、けっこうお得なのではないだろうか。ただし、デザイン的には不満を感じるし、アームの作りなども同価格帯に比べると劣る。
とくに、ライトの上部カバーに並んだスリットはかなり野暮ったいと思う。フィルターを被せたために熱がこもるので、このような放熱スリットを設けたのかもしれないが、デザインをもう少しなんとかしてほしかった。
卓上タイプも魅力
ただし、これらの点を差し引いても、この製品を買う価値は十分ある。筆者のように長時間デスクで業務をこなす人はもちろん、子どもの勉強机に設置するのもオススメだ。目の疲れが少ないと集中力が増すので、勉強の効率も上がるかもしれない。この製品には姉妹品として卓上タイプも用意されているので、用途によって選ぶといいだろう。実を言うとワタクシは卓上タイプも欲しくなってきた。ベッド脇に置いて寝たまま本を読むときにも使いたいからだ。それくらい気に入っている製品である。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
PHP脆弱性“PoCフライング公開”の経緯、支援財団が公表 混乱広げた企業を名指しで批判
-
2
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
3
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
4
人に注射を打てる「サイボーグゴキブリ」の群れが、がれき下の被災者を救助? 実験成功率72%
-
5
カプコン、1177万件漏えい 不正アクセスで
-
6
「GitLab」に深刻度“最大”の脆弱性 認証なしで任意のコード実行の恐れ、修正版適用を CVSS「10.0」
-
7
高市総理、サイバーセキュリティの本を出していた しかも“PHP”から
-
8
旅行ゲーム「ワールドクエスト」、PHP脆弱性で即日サービス終了 「古い仕組みのため対策とれず」
-
9
認証局eMudhraの中間証明書、秘密鍵が「数ミリ秒」で復元可能な脆弱性 大手各社が緊急遮断
-
10
PHPに「緊急」レベルの脆弱性2件 修正版を日本時間21日深夜に公開へ、事前準備を呼び掛け
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR