プロフェッサー JOEの「Gadget・ガジェット・がじぇっと!」
W-SIMを活用した玄人志向の超小型HTTPサーバ「つないでイーサ」(1/3 ページ)
「つないでイーサ OSX-1」(以下「つないでイーサ」)は、古くから、国際標準パソコンである「IBMPC/AT」の互換度検証ツールの開発供給元である「ウルトラエックス」のアジア・パシフィック部門が販売する、W-SIMを利用したイーサネットアダプタユニットだ。
これはウィルコムから販売されているPHSモジュール「W-SIM」を挿入したOSX-1をパソコンのLANポートに付属のRJ45クロスケーブルで接続するだけで、専用PHSカードモデムなどのドライバソフトの導入や設定なしに、単なるLAN環境だけを設定したPC(のイーサネットポート)からインターネットへPHS網を経由してアクセスできる。
毎日あちこちへ持ち歩くモバイルPCは、あらゆる場所でのインターネット接続を実現するため、数々のモデムアダプタの専用ドライバや、専用ダイアルアップ環境ソフト、事業所ごとに異なる複数のプリンタドライバなどで設定はグチャグチャの複雑怪奇状態だ。「つないでイーサ」は、PHS網へのアクセスをシンプルな普段使いのLAN設定のままで実現する。
そして、「つないでイーサ」は、W-SIMの活用拡大を目的として100社を超える関連企業が集まり、2005年末に設立された業界非営利コンソーシアムである「WCM」(WILLCOM CORE MODULE FORUM)の主旨に添った製品のひとつでもある。
そのルーツは、2006年秋に開催された「CEATEC JAPAN 2006」のWCMフォーラムのブースで展示されたW-SIMを使用した超小型HTTPサーバ「W-SIM・エンベデッドサーバー」にさかのぼる。 サイレントシステムが開発した当時のそれ名称の通りサーバであり、手元のPCの脇に置いて活用するモデムやルータのようなモノではなく、パソコンと距離をおいて、ネットワークコミュニケーションすることを目的に開発された機器なのだ。
ネット社会である現代において、オフィスやファクトリーそして自宅などを見ても「イーサネット」は、産業界のスタンダード・ネットワーク・インタフェースであることは疑う余地のない事実だ。「W-SIM・エンベデッドサーバー」はイーサネットを唯一のインタフェース回路として持つ、ある時はレガシーな、またある時は、最新のテクノロジーを実装した小型のイーサネット接続機器を、遠隔からパソコンやケータイで操作、その結果を検証、確認、新たな動作の起動などを実現することを目的として開発された製品だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
2
マンガ数冊「105万円でSOLD」物議、メルカリ“マネロン疑惑”を否定「その価格で売れていない」……ならばなぜ?
-
3
録画した番組を「Googleドライブ」「OneDrive」に保存 パナソニック新型「DIGA」で
-
4
Grok、Aniと“お別れ” 3Dコンパニオン機能が終了 キャラは開発スタジオの新アプリ「Animates」で継続へ
-
5
Appleの「iPhone Duo」は、折りたたみスマホの未来を開くのか、閉じるのか
-
6
「悪用されそう」─―メルカリ「限定公開」機能、SNSで物議 同社に対策を聞いた
-
7
楽天モバイル、「ID未連携ユーザーの自動解約」を撤回 2週間で方針転換
-
8
「AIで効率化しても仕事が増えるだけ」──月○時間浮かせても報告しない社員たち 広がる“AI版静かな退職”
-
9
iPhone 18 Pro/Pro Maxは静かな滑り出し 予約開始3日目で「発売日受け取り可能」なモデルも
-
10
トランプ政権のサックス氏、AI「ペース調整」論に苦言 「規制がなければできないふりをやめろ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR