今日から始めるデジカメ撮影術
第78回 花火とはかなさの関係(1/4 ページ)
人と花火を一緒に撮る
まずは準備。今回は撮影に三脚を使った。三脚のメリットは「夜の撮影でも手ブレしない」ことと、カメラをなくしたり落としたりしないこと。花火で遊ぶような場所はやはり暗いわけで、カメラをどこに置いたか忘れて探し回ったり、気がついたら地面に落ちてたり、そういうミスがとても起きやすい。また、セルフタイマーでみんなで花火って写真も撮れる。
もし手持ちで撮るときは、手ブレ補正機能は必須。ただ、光学式手ブレ補正はシャッタースピードが遅くなるほど効きづらくなる(補正範囲を超えた大きな手ブレが生じやすいから)ので、手持ちで撮るときは、たとえばしゃがんで膝の上に腕を乗せて固定するなどひと工夫したい。
それ以外に必要なのは、水をくんだバケツとか、着火用のロウソクとか、屋外用の蚊取り線香かな。
何はともあれ、撮ってみるべし。
まずは普通にフラッシュをたいて撮影。
とりあえず「花火で遊んでる」って写真を撮るだけならフラッシュをたいて普通に撮ればOKである。カメラによって夜間フラッシュの光量調節の上手い下手があるので一発でうまく撮れるかは保証しないが、最新のカメラならそこそこは撮れる。
でも花火部分の風情と迫力に欠ける。ではフラッシュをオフにしてみる。「花火の光だけでどのくらい撮れるか」。シャッタースピードはすごく遅くなるけど、そこは我慢。
花火の明かりだけで撮ろうというのだから、人物は花火の色で赤くなったり白くなったりするのだ。フラッシュをオフにしてシャッタースピードを落とすと、花火の軌跡がきれいに撮れていいが、花火は明るすぎ、顔は暗すぎという微妙な画になる。
実のところ、花火の明かりだけで撮ろうと言うときは、花火の種類にすごく左右される。明るい花火かそうじゃないかで顔をどれだけ照らすかが変わってくるのだ。
ではスローシンクロ撮影という技を使ってみよう。フラッシュを光らせつつ、シャッタースピードはフラッシュなしでも撮れる低速で、という夜間撮影用の技。
花火の軌跡も撮れたしフラッシュの光で肌色もきれいに出ました、と。ちなみにこれはシャッタースピード1秒である。
次に注意すべきは「ピント」。当たり前だけど夜は暗い。暗いとピントは合いづらくなる。不用意に撮るとこんな風になっちゃう。
ここまでピンボケになると哀しい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
9
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR