レビュー
気軽に使える光学10倍ズーム――ソニー「DSC-H3」(2/6 ページ)
マニュアル撮影も可能な高倍率ズーム機
撮影は基本的にオートかPモードで撮影する。しかし、M(マニュアル撮影)モードもあり、シャッタースピードや絞りを自分で設定しながら撮影することもできる。Mモード時は、十字ボタン中央のOKボタンを押すと左右ボタンでシャッタースピード、上下で絞りが変更可能。再度中央ボタンを押すと確定し、通常の十字ボタンに割り当てられた機能を利用できるようになる。
マニュアル撮影についてはだけ言えば決して使いやすいとはいえないが、それでもいざというときにマニュアルで撮影できる安心感はある。ゆっくり撮影できる風景写真などでは十分利用できるだろう。
とはいえ、簡単・手軽にきれいに撮影できる、というのがDSC-H3の(というかコンパクトデジカメの)真骨頂であり、DSC-H3にはそのための定番機能がきっちりと搭載されている。
10倍ズームという高倍率なので、当然光学式手ブレ補正機能を装備し、高感度撮影ではISO3200までをサポート。手ブレ・被写体ブレを防止してくれる。顔検出機能「顔キメ」も備え、ポートレートや集合写真に力を発揮する。フラッシュも強化しており、最高14メートルまでフラッシュが届く。同社のデジタル一眼レフカメラにも搭載しているダイナミックレンジ拡大機能「Dレンジオプティマイザー」も採用する。
これらの機能自体はサイバーショットの既存モデルに搭載済みなのでさほどの新鮮みはない。ただ、カメラの完成度を高めるという意味では、少なくとも手ブレ・高感度・顔検出あたりは現在では必要不可欠な機能だ。
実際の使い勝手に関しては、おおむね今年の同製品の操作法を踏襲しており、メニューボタンから撮影設定を、撮影や再生などの切り替えをHOMEボタンから行う仕組み。撮影中はHOMEボタンを使うことはほとんどなく、ISO感度やホワイトバランスなどの撮影設定を変える場合はメニューボタンを使う。
メニューボタンを押すと、縦に機能アイコンが並び、それを選択すると横に設定項目が並ぶ。最近ではおなじみのインタフェースだ。似たようなインタフェースはキヤノンも採用しているが、ソニーの場合は1画面に収めずにスクロールさせながら選択するタイプで、直感的かつ分かりやすい。個人的にはISO感度、露出補正、測光方式、AF方式、ホワイトバランス……という並び順に疑問はあるものの、特に悩むことなく使える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
8
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
9
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
10
有識者はGoogleやX、Meta、ドワンゴを名指しで批判……総務省、偽広告や誹謗中傷に発信・拡散前の対策求める
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR