スタイリッシュな戦略モデル、ソニーの新BRAVIA「F1シリーズ」(2/2 ページ)
ソニールームリンクはレンダラーをサポート
機能面では、まず「お知らせタイトル」が新しい。チャンネルを切り替えたとき、画面中央にチャンネル名や番組タイトルなどの情報を大きく表示するというものだ。番組表は最大9chの表示が可能で、ジャンルごとに色分けされるのは従来と同じ。dot-by-dot表示をサポートしているため、高精細でくっきりとした画面で番組を選ぶことができる。
HDMI CECを利用する「ブラビアリンク」は、新たにハンディカムシリーズやテレビサイドPC(VAIO TP1)をサポート。32V型以上の全モデル(V1、M1、J1を含む)に付属する「おき楽リモコン」には、新たに独立した「リンクメニュー」ボタンを備え、これを押すだけで接続した機器の一覧を表示できる。一覧から機器を選択すれば操作可能。PCを接続した場合は方向キーでカーソルも操作できる。
ネットワーク対応機能にもいくつかのアップデートがある。例えばテレビを見ながらWebの情報も閲覧できる“ながら見専用ツール”「アプリキャスト」は、XMB(クロス・メディア・バー)上で特定のアプリが選択されていると小さなウインドウが開き、その内容が分かるようになった。
「現在、アプリキャストはニュースやECなど13種がラインアップ(標準搭載は11種)されているが、今年3月末までには最低30種まで増やす計画。今回の“小窓”は、画面に並べるお気に入りアプリを選ぶときにも便利だ」(同社)。
ブラウザやVODの機能については、昨年のモデルを踏襲した。「アクトビラ」などを閲覧できるブラウザ機能を搭載し、BRAVIA単体で映像配信サービス「アクトビラ ビデオ」までサポート。ただし、ハイビジョン映像をフル画面で視聴できる「アクトビラ ビデオ フル」を楽しみたい場合は、別売のネットワークTVボックス「BRX-NT1」(オープン価格)を追加する必要がある。
DLNAガイドライン準拠の「ソニールームリンク」には、新たにレンダラー機能が追加された。従来はテレビなどのクライアント(デジタルメディアプレーヤー:DMP)から、PCやレコーダーといったサーバ(デジタルメディアサーバー:DMS)に対してコンテンツ再生の要求を送らなければ視聴することはできなかったが、BRAVIAが「デジタルメディアレンダラー」(DMR)になることで、サーバ側からもコンテンツの再生を指示できるようになる。
つまり、手元のノートPCを操作しながら、「この写真を再生」と指示すれば、ネットワーク接続したBRAVIAの大画面に映し出されるという。「もともとは、携帯電話のカメラなどで撮影した画像などを手軽に大画面テレビで視聴することを意図した機能。今後登場するソニー製品についても同機能への対応を計画している」(同社)。
同機能を使用するには、サーバ側にも対応アプリケーションが必要だが、ソニーでは「Push Controller」(仮称)というPC用の追加アプリケーションを提供する方針だ。操作は簡単で、JPEGおよびMP3ファイルをGUI上でドラッグ&ドロップするだけ。なお、動画ファイルのサポートについては「検討中」(同社)としている。
お詫びと訂正:レンダラー機能は、DLNA1.5のロゴプログラムがまだ開始されていないため、ソニールームリンクの機能という位置づけになります。また、初出時「PC用アプリケーションを全モデルにバンドル」と記載しておりましたが、提供方法は検討中です。お詫びして訂正いたします。
そのほかの主な仕様は下表の通り。なおソニーでは、2月24日から銀座ソニービルや、お台場・メディアージュ内の「ソニースタイルショールーム」、および大阪・梅田ハービスエント内「ソニースタイルストア」で新製品の展示を順次開始している。
| 製品型番 | KDL-46F1 | KDL-40F1 | KDL-32F1 |
|---|---|---|---|
| 画面サイズ(解像度) | 46V型(フルHD) | 40V型(フルHD) | 32V型(WXGA) |
| コントラスト比 | 3000:1 | ||
| 視野角 | 上下左右178度 | ||
| チューナー構成 | 地上/BS/CSデジタル、アナログ地上波 | ||
| 入出力端子 | 1080p対応HDMI×3(うち側面に1端子)、D5×2、ビデオ×3(うち1系統にS端子、側面に1端子)、D-Sub15ピン、USB、デジタル放送用映像/音声出力(S端子付き)、光デジタル音声出力、イーサネット、AVマウスなど | ||
| 外形寸法(幅×高さ×奥行き、スタンドなし) | 107.9×68.6×7.4センチ | 94.4×60.8×7.2センチ | 75.4×50.0×7.1センチ |
| 重量 | 22.5キログラム | 18キログラム | 12キログラム |
| 発売日 | 3月25日 | ||
| 実売想定価格 | 40万円前後 | 29万円前後 | 20万円前後 |
価格はすべてオープンプライス
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