「あなたをヘブンに連れて行きます」と「DUEL LOVE」プロデューサーは言った(1/2 ページ)
「このソフト、本当に商品化するんですか? 会社は出していいって言ってるんですか?」――社内のプロモーション担当者から真顔でそう聞かれたというゲームが、3月半ばに本当に発売された。
男子高生とのめくるめく恋愛を体験できる、バンダイナムコゲームスのニンテンドーDS用ソフト「DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神」。格闘大会「B-1」の頂点を目指すイケメン高校生たちとの恋愛を楽しむシミュレーションゲームだ。
ゲームのポイントで登場するミニゲームが、発売前から話題をさらった。男子校生の裸のボディをスタイラスでこする「あせふき」「てあて」や、彼らのシャワーシーンで湯気を飛ばして裸が徐々に見えてくる「シャワールーム」なんてのもあり、うまくプレイしてやると男子は「ヘブン状態」になり、恍惚とした「ヘブン顔」を見せてくれる。
ヘブン顔というネーミングとその表情がニュースサイトなどで紹介されると、ネット上で話題に。2ちゃんねるではヘブン顔のAA(アスキーアート)まで作られているという始末だ。
プロデューサーで、バンダイナムコゲームスの岡香織さんに、開発時や発売後の裏話やゲームのポイント、今後の展開など聞いてみた
コスプレ衣装、特注です
――「桂桜学園」(ゲームの舞台となる高校)の制服コスプレで登場ですね。
はい。特注です。Tシャツもあるんですが、今日は洗濯中で。ちなみに昨年の東京ゲームショウもこの格好でブースにいました。
――プロデューサー自らコスプレしてたんですね(笑)。
(岡さん、親指と人差し指を突き出してポージング)
――その指は?
「LOVE」のLです! DUEL LOVEのポーズですよ!
プロモーション担当者も引いた
――体張ってますね……。さて、発売までに印象深かった出来事はありますか。
プロモーション担当の女性に説明をするとき、まず「シャワールーム」のミニゲームをやってもらったんです。湯気が晴れてくるとそこに男子の裸の画面が出てくるわけですが、その時に「このソフト、本当に商品化するんですか? 会社は出していいって言ってるんですか?」と彼女から本気で聞かれたことでしょうか。さまざまなソフトを見てきているはずのプロモーション担当が引いた(笑)。
――よりによってシャワールームから紹介したんですか。
ええ。焦ってミニゲーム以外の内容の説明を必死でしましたけど。懲りもせず営業担当の男性にも同じことをしました。「どのキャラがいい?」って聞いて。
――開発時には何かありましたか?
サウンド担当が容量を減らすためにボイスの余分な部分をカットをするんですけど、その担当の男性が立花くんの声をカットするときに、「なんだか悪いことをしているような気になってくる」と言いながら“ヘブンボイス”(※)を仕上げていきました。
(※)「シャワールーム」「てあて」「汗ふき」などミニゲームに成功すると、男子が「ヘブン顔」と呼ばれる恍惚とした表情になり、「ヘブンボイス」を出す。
――立花くんといえば、ショタキャラですね。
「僕の仕事っていったい……」と仕事に疑問を感じてしまったようで(笑)。でも終盤になると「すごい楽しい!」と言いながらやってました。
――それはそれで……。
「やる? それとも帰る?」
――声といえば、きわどいセリフが多かったですね。
そうですね。ミニゲームのときもそうですけど、おすすめは保険医の滝川先生のセリフです。主語をあえて言っていないものとか。
――例えば?
「やる?それとも帰る?」とか。
――……。
主語は「保健室の掃除を」なんですけど(笑)。いろいろな想像をしていただければと。
「ヘブン顔」で流行語大賞、狙います
――2ちゃんねるなどあちこちで「ヘブン顔」のAAが使われているようですが。
そうらしいですね。わたしはあまり見ていないのですが、周りの人から聞きました。言葉が普及してくれればホントに嬉しいですね。今年の流行語大賞を狙います!
――開き直ってますね。
個人的に流行らせたいのは「世界のDUEL」です。3が付く数字と3の倍数の時だけヘブン状態になります。1・2・3(ヘブン顔!)。
――パクっちゃだめです。
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