今日から始めるデジカメ撮影術
第107回 ロードレースとスピード感の関係(3/4 ページ)
流し撮りに挑戦すべし
高速で走る自転車……となるとやってみたいのが流し撮りである。
流し撮りといってもそんなにシャッタースピードを落とさなくてもOK。何しろ相手が速いのだから1/100秒でも十分である。ISO感度を落とし、それでも足りなければちょっと絞りを絞ってやり、シャッタースピードを1/50~1/100秒前後にする。あまりに遅いと撮影が難しいし、速いときれいに流れない。
実は、これは失敗した流し撮り。流し撮りで重要なのは、被写体の動きに合わせてカメラを動かすこと。なのにこの写真は背景がまっすぐに流れてない。この場合、道路と平行に(斜面なので少し斜めに)背景が流れないといけないのに、背景が弧を描いている。これはカメラの動かし方が悪いからである。
流し撮りはカメラを動かすのではなく、カメラと顔の位置は固定で、腰を回すのが基本。この場合はしゃがんだ状態で流し撮りしたこともあって腰が回ってないのだね。失敗。
そこでリベンジ。上り坂でこちらに向かってくる選手たちを流し撮りしてみた。
車輪や足は動いているが顔と胴体が止まっている。こんな風になるとOK。
写っているのはスキルシマノの野寺選手。白地に日の丸の日本チャンピオンジャージを着てる上に終盤まで先頭をひっぱってて目立ってたのでたくさん撮ってしまった。
こちらはスピードが出るゆるやかなコーナーで加速中の図。背景のみならず自転車や後ろの選手もブレているけど身体と顔はぴたっと止まっているとよりメインの被写体が目立っていい。
流し撮りは難しいので連写で何枚も撮るが、最初の数枚は捨てカット。腰の回しはじめはまだスピードに乗ってないから。回しながら速度を合わし、ちょうど目の前にきたとき合うことを期待して撮る。すると1~2枚目はだめでも3~4枚目くらいでピシッと合う。それでよい。
これは今回が復帰後初レースになるリクイガスのバッソ。中望遠で流し撮り。うまく顔のアップが撮れた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
熊本「通れた道」マップ、トヨタが公開 ホンダも「通行実績情報マップ」
-
7
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
8
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
9
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
10
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR