橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第16回
歩いてイスカンダルに行ってみた――バンダイ「遊歩計」(2/2 ページ)
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懐かしいイベントやバトルがぎっしり
さて、宇宙戦艦ヤマトといえば、遊星爆弾の攻撃によって放射能に汚染された地球を救うためにイスカンダル星を目指すというストーリーだが、この歩数計ではそれをアレンジしたオリジナルの設定がなされている。地球をユーザーの身体に例え、遊星爆弾(自分自身の不摂生や暴飲、暴食、運動不足)により放射能(内臓脂肪)に汚染された地球(ユーザーの身体)を救うべく、イスカンダル星に「放射能除去装置・コスモクリーナーD」ならぬ「内臓脂肪除去装置 メタボクリーナーD」を受け取りに行くという設定になっているのだ。その航海を支える宇宙戦艦ヤマトには、イスカンダルから伝えられた駆動機関「歩数波動エンジン」を搭載しているというストーリー。
パッケージから取り出してリセットボタンを押して、日付や時間、体重や1日のノルマ歩数などの個人データを設定し終わると、ストーリーが開始される。トップ画面には宇宙空間を進むヤマトの雄姿が表示されるので、実際に歩き始めてみよう。この歩数計には、3方向の加速度を1つのデバイスで計測できる「3Dセンサー」(3軸加速度センサー)を搭載しているので、ベルトにフック掛けなどする必要なく、胸ポケットやカバンに入れた状態で計測することが可能だ。
歩いてカウントが一定数に達すると、画面の右上にイベント発生アイコンが表示されるので、これを選択するとイベントが発生する。イベントはヤマト発進やガミラスとの戦闘など、さまざまなシーンが繰り広げられる。バトルになるときもあり、この場合は武器を選択しながら相手のHPをゼロにするまで戦う。武器の中にはおなじみの「波動砲」も用意されているが、「歩数波動エネルギー」という数値が足らないと使えない。この数値は、各イベント終了後の“イベント評価”に応じて、一定値が補給される仕組みになっている。
運動不足の解消には最適
実際に使ってみたが、幼いころに宇宙戦艦ヤマトを見て感動したワタクシとしては、懐かしさのあまり次々にイベントを見たいという衝動が抑えられなかった。そのためにはがんばって歩かなければならず、短期間で運動量がものすごく増えた気がする。確かにこれは運動不足解消にうってつけだ。
画面は小さく、解像度も低いがグラフィックは見やすく、おなじみのキャラの絵を存分に楽しめる。バトルも自分的にはちょうどいいゲームバランスで、なかなか燃える。また、歩数計モード時に評価をくれるキャラクターを古代・島・森の3人から選べるのも心憎い演出だ。
歩数計の機能としても、消費カロリーや累積歩数、身体活動量などを確認できるし、歩数履歴は過去14日分までストックしておける。また、専用Webサイトとの連動で、歩数入力によるデータ管理やストーリー進行状況をヤマトの航路図として地図で確認できるサービスも提供されている。
宇宙戦艦ヤマトのファンはもちろん、真面目にウォーキングに取り組もうと思っている人にもオススメできる歩数計だ。これを活用して、ぜひ夏に向けて引き締まった身体を目指していただきたい。
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