Nexus Oneを使ってみた――軽快だが音声入力はいまいち(1/2 ページ)
わたしはこの2日間、HTCが製造したスマートフォン「Nexus One」を使っている。その結果、市場に出回っているAndroid携帯の中ではダントツだという結論に至った。
わたしはGoogle本社で1月5日に開かれたNexus One発表イベントには出席しなかったが、Googleは親切にも貸出機を送ってくれた。
貸出機はT-Mobileのサービスに対応し、4GバイトのSDカードが付いている。開封とセットアップの写真をこちらのスライドショーで紹介している。
まず、手に持った感じはどうかというと、完ぺきだ。Nexus Oneはたった11.5ミリの薄さで、縦幅はたいていの筆記具よりも短い。
DROIDと比べてみると、DROIDがださく見える。DROIDが6オンス(170グラム)でNexus Oneが4.6オンス(130グラム)ということを考えればうなずける。
しかし、DROIDは少々角張っていて、色が暗いが、自分の手で持ったときの見栄えは好きだ。Nexus Oneは背面と前面の一部がテフロンコートされ、ディスプレイ以外は淡い褐色になっていて格好いい。
Nexus Oneの画面サイズはDROIDと同じ3.7インチだが、AMOLED(アクティブマトリックス方式有機EL)のワイドWVGAディスプレイで明るく鮮明だ。クリスマスに東芝のHD液晶テレビを設置して以来、こんなに美しいディスプレイを見たことはなかった。それだけでなく、色や背景が脈動する「Live Wallpapers」のおかげでデバイスが生き生きとして見える。
Nexus Oneからの通話もメールも問題なかった。背景の雑音を抑えるアクティブノイズキャンセル機能は大きな強みだ。3GからEDGEネットワークに切り替わってしまう問題を報告している多数のユーザーには同情する。どんな携帯電話でも必要なのは、一貫した電波受信状態だ。Nexus Oneではそれがない。そこでこのレビューでは、ちゃんと機能したときの本体とアプリの使い心地を中心に書く。
1GHzのQUALCOMM Snapdragonプロセッサの処理速度は目を見張るものだ。DROIDよりも、iPhone 3GSよりも一段速い。Android 2.1と組み合わせると、ピザだろうが近所のバイクショップやパン屋だろうが、映画の上映時間だろうが、素早く検索結果を返してくれる。バッテリーの持ちも素晴らしい。通話やアプリなど通常の使い方なら、フル充電で約9時間持つ。
GmailやGoogle VoiceなどのGoogleアプリはNexus Oneで快適に動いた。Googleが考えているGoogle Voiceの壮大な計画を考えると、同アプリの使いやすさは重要だ。
500万画素カメラはオートフォーカスとフラッシュを備えており、動画撮影機能はDROIDなどほかのAndroidデバイスと似ている。だが、DROIDで発生したようなオートフォーカスのバグによる写真撮影の問題はなかった。
ホーム画面は5つあり、うち2つはアプリやウィジェットがない。Facebookなどのアプリのアイコンを長押しするか、指で押さえて空の画面にドラッグすることで簡単に追加してカスタマイズできる。
ホーム画面を切り替えるには、HTC DROID Erisのように画面をスワイプするか、ホーム画面下の右端と左端にあるドットをタッチする。
わたしが使った貸出機は、ホーム画面の1つに天気予報・ニュースウィジェットが載っていた。Googleアカウントの登録時に自分の位置情報を提供することを承諾すると、このウィジェットは非常に便利になった。Google Latitude、Near Me Now、それからもちろんGoogle Mapsのターン・バイ・ターンナビなど、Googleの便利なアプリの多くを利用するには、位置情報を渡すことが重要になる。
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
8
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
9
有識者はGoogleやX、Meta、ドワンゴを名指しで批判……総務省、偽広告や誹謗中傷に発信・拡散前の対策求める
-
10
「痺れるほどにミスを繰り返す」Gemini 3.6 Flashは変わった? 公開から1週間、当初のおバカ回答を今検証する
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR