レビュー
三菱初の3D対応プロジェクター「LVP-HC9000D」の実力を探る(2/3 ページ)
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設置は2人で
上級クラスのSRXDプロジェクターだけに、そのボディーサイズは482(幅)×530(奥行き)×215(高さ)ミリとかなりの大型。重さも14.5キログラムもあるので、念のため設置には2人がかりで行うのが無難だ。
大型のため、テーブル下の設置などはギリギリはみ出さない程度。とはいえ、わが「極小シアタールーム」標準の設置場所、天井に近い天袋の部分には難なく収まった。
設置さえ終われば、セッティングはかなり手軽な印象だ。配線は電源とHDMI、3Dエミッターとの接続ケーブルの3本だけで、レンズシフトやズーム、ピント調整は電動で行えるためとても簡単。水平や画面サイズの合わせなどは比較的丁寧に行ったが、それでも完了まで30分とかかることはなかった。このあたりの使い勝手の良さは、さすが上級モデルといえる。
ちなみにLVP-HC9000Dは、3Dサングラスや3Dエミッター(別体式の3Dタイミング信号受光部)が別売となっているため、正確には“3Dレディー”製品(「3Dプロジェクター」ではなく「3D対応プロジェクター」)となる。3Dを楽しもうと思うと、本体だけでなく追加の予算も必要な点は予め注意してほしい。その3Dエミッターは、正面のレンズ下部に固定できるようになっているほか、スクリーンの反射では同期がうまくいかない場合のために、ロングケーブルも用意。スクリーン周辺の適宜な場所へ設置することも可能だ。
オーソドックスな設定項目
次にユーザビリティをチェックしよう。
今回の視聴には、BDプレーヤーにマランツの「UD7006」を、AVアンプにパイオニア「SC-LX71」を使用した。残念ながらSC-LX71が3D信号に対応していないため、LVP-HC9000DとUD7006はHDMIケーブルでダイレクト接続する。またUD7006のHDMI出力は1系統しかないため、SC-LX71との接続はアナログケーブルを活用することとなった。
また今回は使用しなかったものの、LVP-HC9000Dにはこれらに加えてトリガー端子も2系統用意されている。こちらは他機器と連動して動作させるためのもので、電動スクリーンや電動カーテンなどを使っている人などには便利に活用できそうだ。
続いてメニュー画面をチェックする。ビジュアル的にはオーソドックスなタイプで、とても実務的。操作自体はしやすかったものの、多岐にわたるカスタマイズ項目を備えるためか、取扱説明書なしでは内容を把握しづらい部分もあった。表記されているコメントが、何をコントロールするものなのか判断しづらいのだ。このあたりは、説明書を片手に色々試行錯誤を繰り返し、自分にとってのベストセッティングを探し出すしかなさそうだ。とはいえ、デフォルトの画質設定もなかなか上手い調整が施されているので、最初はこちらを利用し、不満が出てきたらそれをベースに少しずつカスタムしていくのが良いだろう。
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