「足あと」改変の反対の声は「重い」とmixi 慎重にチューニングへ(2/2 ページ)
一部ユーザーが猛反発 署名は「むちゃくちゃ重たい」
6月のリニューアル直後から、足あと機能を愛するユーザーから猛反発が起きた。大きな変更にもかかわらず、告知は1週間前と直前で、意図の詳しい説明は、同社のブログや一部のネットニュースサイトで行ったのみ。ユーザーに十分に伝わっているとは言い難く、騒動に拍車をかけた。「ユーザーとのコミュニケーションの仕方が未熟で、その後の対応も悪かった」と、同社の原田明典副社長は反省する。
改変に反対するユーザーの主な理由は、「日記を読みに来た人が分からず、つまらない」「誰がいつ来たのか分からなないのは不安」「足あと経由で新しいマイミクに出会えない」など。元に戻してほしいと訴える署名が約1万7000件、紙のファイルにまとめられ、ミクシィに届いた。約1万7000もの実名の署名は、「むちゃくちゃ重たい」と原田副社長は話す。
「できるだけ多くの声に応えたい」
ユーザーからの反発を受けて8月30日、「先週の訪問者」の更新頻度を、現在の1週間から5日に変えると発表。10月上旬には、コミュニティ経由での訪問者を表示できるようにする予定だ。
一気に元に戻すなどドラスティックな変更は行わず、徐々に変更し、慎重にチューニングしていく。「戻してほしいという人もいれば、今のままがいいという人、先週の訪問者の機能自体がいらない人もいる。全体のバランスをみながら、最適化していきたい」(笠原社長)
機能変更による日記の回遊率の変化や「イイネ!」が付く割合などを見ながら、調整の可能性を探っている段階。足あとが付かなくなった分、「イイネ!」を積極的に押して訪問の証拠を残すなど、足あと以外のコミュニケーション量が増えてきているという。「ユーザーのニーズはバラバラなので、1つ1つひもとき、課題を抜き出してつぶし、できるだけ多くの声に応えていきたい」(原田副社長)
足あと改変の反対署名には、「勇気をもらった」(原田副社長)部分もあるという。足あと廃止に反対する声は、裏返せば、旧来のmixiを心地良く感じ、愛してくれたユーザーの声。コミュニティからの足あと復活を求めるユーザーは、mixiをプライベートな利用にとどめず、よりパブリックな交流の場として活用してきたユーザーでもある。同社はパブリックな交流を「タウン」と再定義し、その第1弾として「mixiページ」をリリースしたばかり。コミュニティやニュースのリニューアルなど、パブリックな交流を促進する機能を今後も強化していく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
携帯各社、熊本の一部で通信障害 震度7の地震で 他社回線につながる「JAPANローミング」開始【追記】
-
8
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
9
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR