取り巻くすべてを撮影する全天球カメラ「RICOH THETA」で遊ぼう(4/4 ページ)
iPhoneから撮ってみる
続いてiPhoneからリモート撮影してみる。THETA本体を離しておくことで、より自由なパノラマ撮影が可能になるのだ。
今回はTHETAをミニ三脚(マンフロットのPixi)にセットして適当なところに置き、iPhoneのから撮影してみた。THETAは基本的にフルオートだが、アプリから撮影するときは露出補正だけできる。まあ、プレビュー画像はないので1枚撮って、暗いな、と思ったら調整して撮り直すという感じ。
iPhoneからリモート撮影すると、撮影直後にデータがiPhoneに転送されてその場で再生でき(ただし、数秒以上待つ)、加えて写真に位置情報がつく。で、撮ったのがこれ(https://theta360.com/s/gi)。
今回は分かりやすく見せるために自分も写っているけど、Wi-Fiなので、自分が写りたくないときは、どこかTHETAから見えないところに隠れてスマホで撮ればいい。撮影者がいない空間だけのパノラマも簡単に撮れる。
THETAは解像度があまり高くないので、実はこういう屋外よりも、狭い場所で撮った方が面白い。例えば電話ボックス(http://theta360.com/s/gj)。
お店の中もよい。友だちのお店にお願いしてお客さんがいないときに撮らせてもらった。お店は谷中にある手作りブックカバーなどのお店「旅するミシン店」(土日だけ営業) パノラマはこちらhttps://theta360.com/s/gG。
THETAは非常に細くて小さいので、普段、人が入れない場所にでも潜り込ませることができるから、非日常的なパノラマも撮れて面白い。人が大勢いたらみんなでTHETAを囲んで、360度記念撮影なんてのも楽しそうだ。
今はできることも少ないがTHETAはまだまだ発展しそう
THETAをざっと使ってみて「これは面白い」と感じたシチュエーションは2点。
ひとつは日常の何気ないワンショット。全天球パノラマというとどうしてもイベントやランドマークを記録する用途が思い浮かぶけれども、THETAは逆に日常の一瞬を気軽に記録していくのに向いてる。何気ない日常の一瞬が空間ごと切り取られる面白さは他のカメラでは味わえない。
もうひとつは非日常的なワンショット。人が入れない場所からの視点って新鮮で面白いのだ。これはもうアイデア次第で、今までにはない視点で空間を楽しめる。
残念なのは、THETAの公開方法や閲覧方法が限られていること。たとえば今回のサンプルも、Webサイトに直接埋め込めないので、THETA360のサイトへ飛んでもらうことになる。パソコン用のソフトも機能が非常に少なくて不満がある。
ただこれについては、出たばかりの製品であり、今後の展開もいろいろ考えているようなので、心配はしてない。いずれWebページに埋め込めるようになったりもうちょっと凝った撮影ができるようになったりしていくはずだ。
カメラが小さい分、クオリティは高くないが、それ以上に全天球パノラマを気軽に撮って気軽に鑑賞して気軽に公開できる意義は大きい。iPhoneとTHETAの組み合わせは新しい面白さに満ちているのだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
7
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR