野村ケンジのぶらんにゅ~AV Review
黄金色の超個性派イヤフォン「Heaven VIII」が奏でるリアルな音(1/2 ページ)
個性的なコンセプトと印象的なサウンドが特徴のカナル型イヤフォンを展開するファイナルオーディオデザインから、ニューモデル「Heaven VIII」「Heaven VII」が登場した。
Heavenシリーズの新たなるフラッグシップとして追加されたこちらの製品、オリジナルのカスタムが施されたBAドライバー1基によるフルレンジ構成、というのは変わらないが、筐体(きょうたい)がこれまでの金属切削タイプからMIM(Metal Injection Molding)という、特殊な方法を採用したものに代わった。切削での製作では不可能であった、音響的に最適化された筐体を実現しているという。
これに、従来モデルに比べて低音再生に優れた新しいBAドライバーを搭載。さらに、BAMと呼ばれる独自の音響技術を反映させることで、ファイナルオーディオデザインの理想である、空間的な広がりを感じる、いつまでも聴き続けられる自然なサウンドを実現しているという。
ちなみにこのMIMだが、金属微粉末にバインダー(接合剤)を混ぜて樹脂のように固まらせ、それを金型で成形した後に高温で焼結させる手法なのだそうだ。ただしこのMIMは、形状の自由度や精度は高いものの、表面仕上げが難しいため、外観部品に使用される事は少ない様子。ファイナルオーディオデザインでは、音響特性を追求するため、あえてこの筐体作りをチョイスしたのだ。
表面仕上げが難しいというMIMだが、実際に製品を見てみると、ファイナルオーディオデザインらしい、細部の仕上げにこだわった美しいフィニッシュとなっている。装着時に外側を向く背面部分など、複雑なカッティングが施されていて、まるでジュエリーのよう。特に女性のファッションとは、相性が良さそうだ。
なお、「Heaven VIII」と「Heaven VII」は、ともにBAドライバー&ステンレス素材のMIM形成筐体は全く同じだが、表面処理が異なっている。「Heaven VIII」はゴールドメッキ仕上げ、「Heaven VII」は(ステンレス筐体の)鏡面仕上げとなっている。加えて、「Heaven VII」には、直販サイト限定モデルとしてマットブラック仕上げも用意されている。
ユーザビリティーの面では、タッチノイズを低減させ、同時に絡みにくさも実現するフラットケーブルを採用。プレーヤー側の端子もスリムなタイプを採用しているため、ほとんどのスマホケース、プレーヤーケースで無理なく活用することができる。また、イヤーピースは5サイズが付属されており、さまざまな人がピッタリのサイズをチョイスすることができる。こういった、ちょっとした部分ながらもしっかりした気遣いは、うれしいかぎりだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
野村ケンジのぶらんにゅ~AV Review
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
6
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR