クリエイター女子部
世界300万DLのゲームアプリ「ガチャウォリアーズ」デザインに込めたこだわり ワンオブゼム・松本彩加さん
――これまでの経歴と、今のお仕事内容を教えてください。
女子美術大学を2009年に卒業し、新卒で携帯ゲーム制作会社に入社しました。その会社ではアバターの制作やコーポレートサイトのコーディングなどを担当し、2011年に退職。それから1年間はフリーランスのデザイナーとして活動しました。
そして2012年にワンオブゼムに入社しました。現職では、スマートフォン向けゲーム「ガチャウォリアーズ」の立ち上げ時からキャラクターや背景、エフェクト、バナーなど画像全般の制作に携わっています。
――アプリ内のイラスト制作やデザインを行う際、気を付けているポイントやこだわりはありますか?
1つは、ゲームに合った配色をすることです。ガチャウォリアーズは全体的に落ち着いた色合いを採用しているため、1つのキャラの色数が多くならないよう心がけています。具体的には「鮮やかすぎる色」や「濃い色」を極力使わず、かといって低彩度の色を使うわけでもなく、バランスを見ながら色を調整しています。
もう1つのこだわりは、キャラクターの「進化度」(どれだけ成長したかを示す値)によって、見た目に大きな差をつけることです。
キャラが成長した時に、ステータスだけでなく「見た目も変わった」と一目で分かれば、ユーザーにとって「進化させたい」というモチベーションになるはずです。これは単に装飾品や色合いに差を付けるだけでなく、シルエットにもはっきり差が出るようにこだわりながら制作しています。
そして3つ目のポイントは、「背景はあくまで背景である」と意識することです。
ゲーム内に登場するステージの背景は、その上にキャラが配置されるため、キャラと同様に目立つデザインだと画面がぐちゃぐちゃになってしまいます。そうならないよう、背景に配置するものや配色に気をつけています。
| ある日の松本さんのスケジュール | |
|---|---|
| 10:15 | 出社 |
| 10:45 | クリエイティブチームの朝会 |
| 11:00 | 制作作業 |
| 13:00 | 会社近くのお店で昼食 |
| 14:00 | 制作作業 |
| 16:00 | 打ち合わせ |
| 18:00 | 掃除 |
| 18:15 | 制作作業 |
| 19:30 | 退社 |
――仕事で大変なこと、楽しいことをそれぞれ教えてください。
もともと絵を描くことが好きなので、イラスト制作の仕事はとても楽しいです。また、自分が制作に携わったキャラクターがゲームに登場した際のユーザーの反応を見るのも楽しいですね。
逆に大変なのは、制作作業の中でなかなかいい案が出ない時です。そんな時は、他のイラストレーターやアプリ運営の担当者に意見をもらうようにしています。キャラ制作の先にはゲームで遊んでくれるユーザーがいるので、どんな時も「主観的」「独り善がり」にならないように気をつけています。
――休日はどのように過ごすことが多いですか?
趣味で企画展に出展しているので、そのための絵を描いたり、自分以外の展示を見に行ったりすることが多いです。特に予定がない日は、ニコニコ動画を見たり「モンスターハンター」をしたりしています。
――今後、挑戦してみたいことはありますか?
これまではIllustratorを使っての制作が中心だったので、Photoshopなどフリーハンドで描く仕事にも挑戦してみたいですね。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
陸自が「イオンモール熊本」内部をドローン撮影 防衛省が映像公開
-
2
PayPayアプリで熊本地震への寄付が可能に 最短3ステップ・1円から
-
3
熊本「通れた道」マップ、トヨタが公開 ホンダも「通行実績情報マップ」
-
4
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
5
TSMC熊本工場、段階的に通常操業へ 熊本の地震で一時中断、従業員の無事確認 台湾報道
-
6
熊本で非常時Wi-Fi「00000JAPAN」発動中 KDDIが無料開放、他社ユーザーも利用可
-
7
「痺れるほどにミスを繰り返す」Gemini 3.6 Flashは変わった? 公開から1週間、当初のおバカ回答を今検証する
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
Anthropicのミュトス、暗号アルゴリズムの新たな攻撃法を発見――耐量子署名「HAWK」の強度を半減
-
10
“脳のゴミ”は鼻から捨てられていた? 老化で詰まる排出路、薬を鼻から投与で改善 韓国主導チーム研究
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR