家電を嗜好品にする――癒しの「スケルトン洗濯機」に自走する実物大「R2-D2型冷蔵庫」(2/2 ページ)
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癒しのシースルー洗濯機で一杯?
一方、1月の発表会でモックアップを披露した「スケルトン洗濯機」は、わずか5カ月でワーキングモデル(動作する試作機)にまで進歩し、「CLEAR」いう愛称も与えられた。
スケルトン洗濯機は、円筒形の強化ガラスで外装を作ったシースルーボディー。水を入れて動かすと、回転/反回転を繰り返す水が、まるで“海辺に打ち寄せる波”のように見える。「見ていると飽きない、新たなエンターテインメントだ。1杯飲みながら眺める人が出てくるかもしれない」と伊藤社長。
ふたの部分にはLED照明を搭載し、洗濯槽の中をほのかに照らし出す仕組み。今回は青く光っていたが、製品化の際には色を変更できるようにする計画だという。
一般的な縦型洗濯機は、穴の開いた洗濯槽で洗濯や脱水を行うが、「スケルトン洗濯機」では中央部に細い脱水槽が設けられており、脱水するときは一度洗濯物を出して脱水槽に移すことになる。このため、全自動ではなく“半自動”の2槽式洗濯機という位置づけだ。また内側と外側という従来にない形の2槽式にしたことで、毛布などの“大物”は洗えないというデメリットはある。ちなみに脱水時には脱水槽から外側に向けて勢いよく水滴が飛び出してくるため、外からは「豪雨時の窓のよう」に見えるという。
もう1つユニークなのは、洗濯の際には脱水槽内でも洗濯が行えること。「例えば、下着など見せたくない洗濯物は脱水槽内で洗い、そのほかは外側の洗濯槽で洗う」といった使い分けができるという。洗濯および脱水容量はどちらも4.5キロとファミリー向けとしては少し控えめだ。
いくつかの課題はありながらも、インテリア性が高く、癒やし効果も期待できそうな「スケルトン洗濯機」。伊藤社長は、「これがあればバリ島などに行く必要はない。家でゆっくりリゾート感覚を楽しめる」と胸を張った。
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