山本敦の「体当たりッ!スマート家電事始め」
わが家でコーヒーの“サードウェーブ”を満喫! パナソニック「The Roast」を試す(3/3 ページ)
自家焙煎コーヒーのお味は?
今回の「The Roast」のサービスはコーヒー豆を焙煎する段階までになるので、煎った豆をミルで挽いてドリップする作業はユーザーが自身で器具をそろえて作らなければならない。筆者も自宅にそろえていた電動のミルとドリッパーでコーヒーをいれてみた。
同じ「ブラジル ナッティショコラ」の豆で「深煎り」と「浅煎り」を試して飲み比べてみる。深煎りにすると名前の通りにダークチョコのようなまろやかな苦みと深いコクが楽しめる。浅煎りに仕上げると、もっと豆のフルーティーな香りが引き立ってくる。はっきりとした違いが味と香りの両方から楽しめるので、焙煎の段階からこだわってみて良かったとやり甲斐も感じられた。
こだわりをさらに深めていける趣味のアイテム
我こそはコーヒー党を自称する多くの方々も、なかなか自分で豆を焙煎するところからこだわっているという方は少ないはず。「The Roast」を使って自宅でも手軽にコーヒーの焙煎が楽しめるようなれば、こだわりをさらに深めていける。
1年間に提供される世界各国のスペシャルティ生豆は、季節ごとに「香りを楽しむ」「味わいを楽しむ」「マッチングを楽しむ」「アレンジを楽しむ」という4つのテーマに分かれている。それぞれ毎月3種、年間合計36種類の専用生豆が味わえるという趣向だ。定期的にデリバリーされる豆のほかに、定番の生豆6種が常時ストアから追加購入できる。
「The Roast」のサービスは、まずはパナソニックと石光商事、豆香洞コーヒーによるコラボレーションからスタートしたものだが、ゆくゆくは扱う豆の種類を増やしたり、ローストレシピもさまざまな焙煎士から提供されるようになれば長く楽しめるし、ユーザーの裾野も広がるだろう。あるいは焙煎については「煎り時間」を任意で細かく調節して、「中煎りと深入りの間」みたいなステータスを選んで飲み比べもしてみたい。
またせっかくプロなみに上手に焙煎できた豆をより美味しく淹れるために、豆を適量に計ってお湯の温度を調節して、最も難しいドリップの仕方もサポートしてくれるスマート家電もぜひシリーズに加えてほしい。「The Roast」のサービスが今後どこまで広がりながら充実したものになるのか注目だ。
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