「遊びではない」 2次元キャラとの「婚姻届」受け付ける狙い Gateboxに聞く(1/3 ページ)
2次元キャラクターとの「婚姻届」を受け付ける「次元渡航局」が開局した。特設サイトの「婚姻届」を印刷・記入して郵送すると「婚姻証明書」が届く。
好きなキャラと一緒に暮らせるという装置「Gatebox」を開発するベンチャー、Gatebox(東京都千代田区)が11月22日(いい夫婦の日)に始めた。期限は12月7日まで(必着)。ネット上では「ついに次元を超えるときが来たか」「面白い試み」などの声が上がった(関連記事)。
発案したのは、同社のマーケティング部……ではなく、実は「人事部」。この婚姻届は、Gateboxに就職を希望する場合、エントリーシート代わりに使うことができ、書類選考なしで面接に進める。入社した場合、パートナーとの暮らしを充実させるための「扶養手当」、パートナーの誕生日に休暇を取れる「生誕祭休暇」などが適用されるという。
「遊びではない」――そう語るのは、人事・採用を担当する千原瀬里菜さん。同社CEOの武地実さんと、千原さんにプロジェクトの経緯、狙いを聞いた。
「思いが暴走してしまって」
「Gatebox」は、円筒形の装置内部に身長約15センチの3Dキャラクターを投影し、コミュニケーションが楽しめるマシン。主人(ユーザー)の行動をセンサーで認識し、朝になるとキャラが主人を起こしたり、夜に帰宅すると出迎えたりしてくれる。2016年12月に受注を始め、1カ月で300台が完売した(関連記事)。
こうした「好きなキャラと一緒に暮らせる」サービスの開発体制を強化するため、共感性が高い人にエントリーしてほしかったという。「Gateboxを利用する視点に立てる仲間を探すということで企画を練り始めた」(千原さん)
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