niconico、新体制で再スタート 対話重視の運営 ユーザーは“高評価”(1/2 ページ)
「有意義な時間だった」「頑張ってほしい」──11月28日に行われた「niconico」新バージョン「く」(クレッシェンド)の荒れた発表会とは打って変わり、12月12日に配信された、ユーザーとの意見交換を目的にした生放送終了後のユーザーの反応は穏やかだった。生放送の総アクセス数は10万以上で、37万以上のコメントが投稿された。
「く」の発表会のアンケートは87%が「(発表会が)良くなかった」と回答し、ユーザーと運営の温度差が浮き彫りになった一方で、ユーザーへの歩み寄りや信頼回復を目的とする今回の生放送は「とても良かった」(32.4%)、「まぁまぁ良かった」(45.1%)と高評価。2時間におよぶ生放送では、栗田穣崇取締役による謝罪や体制変更の告知、サービス開発エンジニアの鈴木圭一さんによる技術説明などが行われ、後半はユーザー代表のタレント百花繚乱さんを交えたユーザーとの意見交換が始まった。
番組を通して見えてきたのは、「ユーザーと共に歩んでいきたい」という運営の姿勢だった。
川上会長がniconico運営責任者を交代
生放送の会場は、niconico開発チームが働く歌舞伎座タワー(東京都中央区)。番組冒頭、1人で登場した栗田穣崇取締役は、「く」でうたっていた「画質、重さの完全解決」が予定通りできていないこと、発表会を新UI「nicocas」で配信したために視聴できないユーザーが多くいたこと、nicocasの視聴環境自体もよくなかったことなど、ユーザーが求めているものを提示できなかったことを改めて謝罪した。
続けて、niconico運営責任者を川上量生会長から引き継ぐと発表。川上会長は、引き続き新サービスに注力するという。「く」の発表会終了後から栗田さんはTwitterでユーザーの意見を募っていたが、今後もコミュニケーションの“窓口”として表に立ち、運営方針を決めていく。Twitterでは2000件以上の意見をもらったという栗田さん。今後は、「ご意見フォーム」や運営用Twitterアカウントで意見を募る他、定期的に生放送も配信する予定。
「これまではユーザーとの対話を怠っていた。まずはいただいた意見を年内に取りまとめ、1月中に発表する場を設けたい」(栗田さん)
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