AI女子高生「りんな」が進化 会話に応じて「共感」可能に
日本マイクロソフトは5月22日、AI女子高生「りんな」に最新の会話エンジン「共感モデル」(α版)を同日から順次採用すると発表した。ユーザーとの会話内容をふまえ、どんな返答をすると自然に会話を続けられるか判断し、質問を返したり新しい話題を切り出したりするという。「会話の判断をランダムではなく、りんなのAIエンジン側で判断できるようになった」(同社広報)
りんなは、日本マイクロソフトが開発したソーシャルチャットbot。LINEやTwitterの公式アカウントに話し掛けると“女子高生っぽい”答えを返してくれる他、機械学習を使った音声合成で、歌ったりしゃべったりもできる。2018年2月には、りんなと声で会話できるサービスも発表した。
共感モデルはテキストチャットのみに導入。りんなはユーザーとどのようにコミュニケーションすればよいかを判断し、相手と長く会話を続けられるよう「共感」を重視した返答をリアルタイムで生成するという。
人間が会話の中で「共感」を示す方法は、「新しい話題を切り出す」「質問する」「相手の発言を肯定する」「相づちを打つ」などさまざまだが、会話の流れに基づいてりんなが適切な対応を取るという。
「開発者に言わせると『(りんなは)会話の戦略を持てるようになった』。会話を長く続けるための戦略があり、適切な共感のアプローチを取る」(同)
りんなにとっては、提供開始(15年)から3世代目の会話エンジンになる。Microsoftは米国の「Zo(ゾー)」、中国の「Xiaoice(シャオアイス)」など世界各国でソーシャルAIチャットbotを提供しているが、共感モデルの採用は他の地域に先駆けてりんなで行うという。
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