注目されるAI人材(前編)
年収180%アップも 「データサイエンティスト」注目される理由 専門家が”必要なスキル”解説(1/4 ページ)
AI(人工知能)やIoTがトレンドになり、企業内で大量のデータを収集できるようになったことで、高度なデータ分析力を持つデータサイエンティストに注目が集まっている。しかし、日本企業がデータサイエンティストやデータサイエンスを重視し始めたのはここ数年の話だ。
「数年前からビッグデータというワードはありましたが、日本ではデータサイエンティストはそこまで注目されていなかった印象です。私が就職先を探していた2013年ごろは、データサイエンティストを募集する日本企業はほとんどありませんでした」――社会人向けにデータサイエンティストを育成するプログラムを提供するデータミックス(東京・神保町)の堅田洋資社長は、こう話す。
堅田社長は、米サンフランシスコ大学でデータサイエンスの修士号を取得した、数少ない日本人のうちの1人。米国ではGoogle、Facebook、UberなどのIT企業がデータ分析に力を入れる中で、日本では一部の大手IT企業、コンサルティング会社、マーケティング会社など、就職先がかなり絞られて選択肢がない状態だったという。
堅田社長は「ディープラーニングの登場でAIがトレンドになり、機械学習が市民権を得てきたことで、データサイエンティストもあらためて注目を浴びるようになったのでは」と指摘する。
日本で不足するデータサイエンティスト
データミックスでは、需要が高まるデータサイエンティストの育成事業を行っている。政府や企業もデータを活用できる人材の不足を嘆いている現状がある。
経済産業省が16年に公開した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、日本国内でビッグデータ、IoT、AI(人工知能)などを担うデータ活用人材は、18年時点で3万1000人、20年に4万8000人が不足するとされている。
企業にとっても国にとってもデータを活用できる人材の育成が叫ばれるが、そもそも“データ活用人材”という漠然とした言葉は何を指すのだろうか。いま企業で求められているデータサイエンティストをひと言で表すなら、「ビジネスの課題を高度なデータ分析技術で解決する人」といった所だろうか。具体的にどのようなスキルを持つ人物なのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
2
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
3
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
4
「iPhone Duo」発表 Apple初の折りたたみスマホ 36万4800円から
-
5
iPhone 18シリーズ発表、今年はPro・Pro Maxのみ なんと“無印”なし 価格は21万9800円から
-
6
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
7
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
8
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
-
9
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
10
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR